2月初め刊行の拙著『病原菌と国家』の紹介です。本書は19世紀イギリスの医学の歴史を描いたものですが、科学研究が国家の政策や経済動向にいかに影響されるものであるかも追っており、広い分野の方々の関心にも沿えばと期待しています。
本書に登場する王立委員会は、わが国の各種政府諮問委員会のあり方を彷彿とさせるものがあります。基本的に健全な科学は健全な社会であってこそ誕生しうるわけで、本書では科学研究のみならず、人文科学や社会科学の十全な研究の必要も最後に強調しましたが、近年のGendered Innovations の展開を考慮すれば、社会のジェンダー平等こそ不可欠です。
また最近のHeForSheの運動のように、当時においても女性の科学キャリア形成に手を差し伸べる人々の存在にも気づきましたので、今後そうした紹介もしたいと考えています。重い本で恐縮ですが多くの人に読んでいただけることを期待しています。(著者 小川眞里子)
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