2009.12.25 Fri
仕事と家庭のあいだで揺れ動いてきた女性たちの共通点を念頭に置きながら、生き方の選択をめぐる女性同士の争いをテーマに、3次にわたる主婦論争から、1980年代のアグネス論争、1990年代の専業主婦論争、2000年代の「負け犬」論争までを一本の線で結んで、戦後主婦論争として分析。女性のライフコース選択をめぐる論争の「かなめ」には主婦をめぐる問いがあると考え、主婦をキーワードとして、女性たちが時代をこえて受け継いできた論点に迫る。女性が抱く葛藤はどこから来ているのか? 女性同士の争いは、時代や論点の変容を遂げながらもなぜくりかえされるのか? その葛藤は、決して個人的な葛藤などではなく、各時代の背景と女性が置かれた位置に関係しているということを、歴史的に明らかにしようとした著作。
これまでの女性のあゆみに敬意を込めて書きました。1950年代から2000年代までを結んでみました。さまざまな世代の皆さまにお読みいただけましたら幸いです。
以下が、目次です。
序
第1章 「主婦論争」の誕生
第2章 前史としての主婦論争
第3章 第四次主婦論争(アグネス論争)
第4章 第五次主婦論争(専業主婦論争)
第5章 第六次主婦論争(「負け犬」論争)
第6章 主婦論争の通時的分析
第7章 主婦論争のゆくえ
(妙木忍)
カテゴリー:著者・編集者からの紹介









