
【趣旨】
1956年に制定された欠陥だらけの売防法を再検討する法務省の「売買春に係る規制の在り方検討会」から、この9月17日に報告書が出された。この報告書がどんな問題含みのものであるかを、性売買および性暴力に関与してきた法学者、弁護士、社会学者、活動家等の立場から緊急オンラインシンポであきらかにしたい。
【日時】
10月4日(日)19時~21時(後日配信あり。事前にお申し込みされた方にURLをお送りします)
【開催形式】
オンライン(Zoom使用)
【参加費】
無料(応援チケットあり)
*応援チケット:1000 1500 2000 3000 5000 10000(円)
【申込先】
https://peatix.com/event/5187634
【司会】
養父知美(弁護士・WAN理事)
【発言者】
後藤弘子(刑事法研究者)「刑法と売防法の矛盾」
上野千鶴子(社会学者・WAN顧問理事)「買春者非処罰から利益を得るのは誰か?」
島岡まな(法学者)「性売買非合法化のフランスで起きたこと」
林陽子(弁護士)「国際法から見た報告書の問題点」
久保田茉莉(憲法学者)「同意と不同意を分かつもの」
仁藤夢乃(Colabo代表)「韓国とスウェーデンの脱性売買支援」
【プロフィール】
後藤弘子
千葉大学理事・副学長。2024年3月まで千葉大学大学院社会学研究科教授として法科大学院で「少年法」「ジェンダーと法」を20年間教える。専門は刑事法。ジェンダー法学会理事長、被害者学会理事長。共著として『ジェンダーレンズで見る刑事法』『ストーキングの現状と対策』『性暴力と刑事法』など。
上野千鶴子
社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク顧問理事、上野千鶴子基金代表理事。元日本学術会議会員。女性学・ジェンダー研究のパイオニア、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。ジェンダー、セクシュアリティについて発言を続けている。『家父長制と資本制』『女遊び』『当事者主権』(中西正司と共著)、『ケアの社会学』『アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール「老い」を読む』等多数
島岡まな
法学者。慶應義塾大学大学院卒。大阪大学法学研究科教授・元副学長。日本学術会議第26~27期会員。フランスのボルドー大学、ポワティエ大学等の客員教授経験も多数。専門はフランス刑法、ジェンダー刑法。性犯罪問題にジェンダー平等・弱者保護の視点の必要性を強調する論文を多数発表してきた。主要著作(共著)に『ジェンダーレンズで見る刑事法』(信山社・2025年)、『フランス刑事法入門』(法律文化社・2019年)など。
林陽子
弁護士、元国連女性差別撤廃委員会委員(2008−2018年。うち2015-2017年は委員長をつとめる)。G7ジェンダー諮問委員会委員(2018-2019年)。「女性の家・HELP」や東京・強姦救援センターの顧問弁護士として、性暴力の被害者への法的支援にたずさわった。
久保田茉莉
日本体育大学助教、博士(法学)。専門は憲法学で、フランス法を参照しつつ、フェミニズムやジェンダー研究との接合を試みている。主著に『軍隊への男女共同参画――女性の権利の実現と軍事化の諸相』(日本評論社、2024年)、「性購買処罰の導入に向けたフランス議会における議論」ジェンダーと法22号(2025年)など。第18回平塚らいてう賞、第12回ジェンダー法学会西尾学術奨励賞ほか受賞。
仁藤夢乃
一般社団法人Colabo代表、明治学院大学国際平和研究所研究員。虐待や性搾取のなかにいる少女や女性へのアウトリーチや住まいの提供を行い、当事者と共に実態を伝え、政策提言に取り組む。厚生労働省の検討会等の構成員として、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律の法制化や基本方針の策定にも関わった。現在、韓国・スウェーデンの性売買政策と脱性売買支援を調査。著書に『性売買を固持する権力』『バカなフリして生きるのやめた』など。
養父知美
弁護士・WAN理事。大阪弁護士会、ウィズユーおおさか(大阪府性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター)弁護団(元SACHICO弁護団)、WILL(関西・働く女性のための弁護団)所属。1999年近畿弁護士連合会大会シンポジウム「買売春とポルノグラフィ」ー男女共同参画社会をめざしてーに実行委員としてかかわる。









