女の本屋

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『農業労働とジェンダー―生きがいの戦略』渡辺めぐみ

2010.01.22 Fri

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私は、北関東のごく普通の規模の専業農家の長女として生まれました。私がジェンダー研究者を志し、この本が生み出されたのは、宿命と言ってよいでしょう。その経緯の一部は、自伝的要素のある「付記」に記述しています。
本書の目的は2つあります。第一に、農業・農村へ付与されているマイナスのイメージとプラスのイメージの問題性を明らかにすること、第二に、専業農家の労働現場における労働のジェンダー化(ある労働を女性/男性向きと意味づけること)の形成過程とその要因を、インタビューデータの分析によって解明することです。
日本の大多数を占める兼業農家でなく、あえて専業農家を対象として選んだのは、家族農業経営で行われている男女の「農業労働」におけるジェンダーの形成過程を明らかにしたかったからです。
その意味で本書は、農業労働をフィールドにした労働社会学的研究であるともといえます。(渡辺めぐみ)








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