現在、男女共同参画センター横浜(フォーラム)では、ひとつの本気の挑戦をしています。 7月30日より、クラウドファンディングサイトREADYFORにて、児童書『アリーテ姫の冒険』の復刊費用を集めるファンディングをスタートしました。 【9月10日までに、90万円を集めることが目標で、あと10万円程で達成します。】 ご支援してくださった方にはお礼のリターンとして 復刊した『アリーテ姫の冒険』初版限定版などを用意しております。 《詳細はこちら》https://readyfor.jp/projects/aretefutatabi 是非、日本で女性がその人権を尊重される社会の実現に日々尽力されている、みなさまのお力をお貸しいただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします!! ★『アリーテ姫の冒険』とは★ 多くの女の子たちに読まれ、勇気を与えたかしこいお姫様の物語です。1989年のクリスマス前、当センターが監修し、発行しました。 当時は朝日新聞の「天声人語」をはじめ各紙メディアにも取り上げられ、ベストセラーになりました。 元々は、イギリスのフェミニストが書いた児童書で、 主人公のアリーテ姫は金髪碧眼でもなければ、ドレスも着ていない、もじゃもじゃ頭のお姫様。それまでの児童書に出てくるお姫様像とは全く異なる姫でした。 そんな『アリーテ姫の冒険』は、 今、残念ながら絶版状態になっています。 「かわいらしく」「従順に・・・」そんな王様の願いをよそに 魔法使いボックスの悪だくみに、自分の知恵と勇気で立ち向かう。 そんなアリーテ姫に救われた、というお声は当時からたくさんいただいていました。 ==========【当時の読者カードより】======================================== 「今まで、女の子の英雄は男勝りのイメージでしたが、  アリーテは自然のままで英雄になっていくので新鮮でした。  かわいいお嫁さんに憧れを見いだせなくなった私にとって、  アリーテ姫は、心の支えであり目標になることでしょう」(21歳・女子大生) 「子どもの頃に読むことができたら人生ももう少し変わっていたのではないかと思いました。若い頃は“女として生きる”と“人間として生きる”がイコールでは考えられなかったです。」(38歳・地方公務員・女性)   「娘が保育園に行くようになったら、読んで聞かせようと思っています。  しかし今は妻が何度も読んで私になかなか渡してくれません。」(27歳・会社員・男性) ========================================================================== 《『アリーテ姫の冒険』復刊プロジェクト》  https://readyfor.jp/projects/aretefutatabi 《『アリーテ姫の冒険』ツイッター》  https://twitter.com/arete_futatabi