2010.05.11 Tue
1994年から岩波書店から公刊された『日本のフェミニズム』(全7冊・別冊1)が、このたび『新編 日本のフェミニズム』(全12巻)として、昨年より新たに出版され始めました。
94年に本シリーズが編まれたさいに、編集にあたって4人の編者が「1970年のリブの誕生から約4半世紀を経過し」という言葉から始めているように、本シリーズは日本社会に生きる女性たちの経験・葛藤・希望を、「女性の女性による女性のための学問」という形で(編者の一人、井上輝子さんの言葉より)世に問うた、90年代でもなお画期的なシリーズでした。
その後15年を経て、新たに『ジェンダーと教育』(8巻)『グローバリエーション』(9巻)『女性史・ジェンダー史』(10巻)『フェミニズム文学批評』(11巻)、そして、95年には別冊として編まれていた『男性学』を第12巻に加え、8人の編者(と1人の編集協力者)が編んだ『新編 日本のフェミニズム』がわたしたちの元に届けられました。
WANでは、WANの本屋B-WANと協力して、このたび、15年を経て新しくわたしたちの元に届けられた本シリーズを、できるだけ多くの人に紹介しようと特集を組むことにしました。
第一巻『リブとフェミニズム』から始まった本シリーズは、各巻をそれぞれ増補し、かつ、上記のように新たなテーマが15年という時を経て加えられています。わたしたちは、各巻をみなさんに紹介しながら、20世紀と21世紀を行き来したり、現在の社会やその社会に生きる自分自身を振り返ってみたいと思います。
特集は、来週より『新編』の編集者十時由紀子さんの本シリーズに込めた熱い気持ちをお伝えすることから、開始します。2週間に一度各巻をめぐる記事がアップされます。どうぞ楽しみにしてください(岡野八代)。
カテゴリー:シリーズ









