第47回 上野ゼミ:書評セッション 田房永子 上野千鶴子著『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』

◇日時:2月3日(月)18:30〜20:30

◇場所:武蔵野市西久保コミュニティセンター 1階 第1会議室
〒180-0013 東京都武蔵野市西久保1丁目23番7号 電話番号:0422−54−8990
     http://nisiku-c.sakura.ne.jp/index.html

◇著者
上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。
専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。
著書に『家父長制と資本制』(岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(朝日文庫)、『ケアの社会学』(太田出版)など多数。

◇ゲスト:著者
田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーに。主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたいー夫をグーで殴る妻をやめるまでー』(竹書房)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など。

◇コメンテーター
みわよしこ
1963年福岡県生まれ。ライター・ジャーナリスト・電動車椅子に乗る障害者・3匹の保護猫と暮らす「猫のおかあさん」。関心範囲は科学・工学・貧困・社会保障と幅広い。著書は『生活保護リアル』(日本評論社・2013年)、『いちばんやさしいアルゴリズムの本』(共著・技術評論社・2013年)、『おしゃべりなコンピュータ 音声合成技術の現在と未来』(共著・丸善出版・2015年)など。

鯨井慧・みやた(wan 上野ゼミスタッフ)

◇司会:あらいひかり(WAN上野ゼミスタッフ)

◇概要

○書籍内容紹介
日本の何が問題なのか?
母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力などについて徹底的に語り合った7時間!
・日本の女が大変なワケ
・世代でくくると見えてくるもの
・結婚、恋愛、ナメんなよ!
・子どもを産むのは親のエゴイズム
・オヤジは再生産される!?
・性暴力は女性ではなく男性の問題
・私たちは山ほど洗脳されている!
ISBN:9784479393320
著:田房永子 上野千鶴子
出版社:大和書房発行日:2020年01月12日

○ゼミ内容
ゼミは、コメンテーターからのコメントと、著者からのリプライをいただいた後に、参加者のみなさんと議論を深めるかたちで進めます。
母親との葛藤を描き、多くの女性をエンパワメントしてきた田房永子さんをお招きしたセッションです。
カウンセラー、信田さよ子さんによると、親との心理的距離をとるために、親を対象化し、「母親研究」することは、とても重要です。信田さんの著書「母が重くてたまらない~墓守り娘の嘆き」は田房さんも影響を受けた一冊として勧めています。そして、母親研究にはフェミニズムの視点を欠かすことはできません。
フェミニズムに、また母親研究に、興味のあるみなさんの参加をお待ちしています。

◇申し込み
この下の申し込みリンクより、2月3日開催のゼミ申し込みと明記。
懇親会の参加/不参加、WAN 会員/非会員も必ず記入のこと。
ゼミ参加申し込みはこちらから

◇資料代:1000円

◇懇親会:三鷹駅近辺の店(決定次第参加者に連絡)