2010.08.07 Sat
地域女性史制作の行政からの申し出など我々が生きている間にはありそうもなく、戦争を体験した世代からの聞き取りも最後のチャンス。静岡女性史研究会を中心とした平均年齢60代後半の会員たちは、自分たちの体力の限界を前に、やむにやまれぬ思いで予算のあてもないまま、静岡県中部地区に暮らす一般の女性たちの聞き書き集出版に挑みました。「個人から時代をみる」をコンセプトとし、1部「女たちの暮らし・戦争」2部「地域に生きるー仕事・社会活動』3部『仲間とともにー静岡市の団体・グループ』46名11団体をとりあげ、20世紀後半の時代のながれが受け取れるような構成を工夫しました。
自分たちの生きた時代を確認すること、それに続く21世紀の望ましい未来が見通せたら……。予算不足を自分たちのパソコン技術で補い、17名の編集委員の思いのつまった作品は思いがけない反響をよび、2カ月で2刷に、夢にも思わぬ結果となりました。(静岡女性史をつくる会 奥田利子)
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