2010.08.27 Fri
本書は、一橋大学の社会学研究科で実施された共同研究の成果です。私たちが心がけたのは、女性学や男性学、ジェンダー研究のテリトリーに閉じるのではなく、社会科学のなかにジェンダー視点を導入し、定着させ、その融合的な研究視座から、日常空間で作動するジェンダーに関わる諸問題(労働、家族、身体/生命、アイデンティティ、権力、政治秩序、市民社会、公共性、国際関係など)を可視化し、いかに対象化し研究として立ち上げることができるのか、それを徹底して追究することでした。
学内の教員・院生だけでなく、国内外の第一線の専門家が多数執筆しているので、是非、手にとってお読みいただければと思います。とくに、第一部の男性史と第二部の軍隊のパートは力作揃い。シンシア・コウバーン氏(「軍事化と戦争の根源的要因としてのジェンダー」)やダイアン・リチャードソン氏(「セクシュアリティの変容?」)の来日時の講演も収録されています。 (貴堂嘉之)
カテゴリー:著者・編集者からの紹介









