第５回　フェミニズム・リサーチ・ライブラリ〈第２部〉
金谷千慧子さん　　×　重原惇子　「主婦の再就職」

日時：2020年2月14日（金）　13時30分～
制作：桜花学園大学（特別研究）・ウィメンズアクションネットワーク

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フェミニズム・リサーチ・ライブラリは、嶋守さやか（WAN会員/桜花学園大学教授）と渋谷典子（WAN理事）が「フェミニズムを次代へつなぐ」をテーマとした研究成果を動画で配信するものです。「この人に、この人の『フェミニズム』を語っていただきたい！」と嶋守・渋谷が熱望した方々のお話を、インタビュー形式でうかがっています。

第５回〈第２部〉では、金谷千慧子さんに、重原惇子から「主婦の再就職」を中心にお話をおうかがいしています。

金谷先生とのご縁は、2005年の特定非営利活動法人女性と仕事研究所主催の「キャリアアドバイザー養成講座」の受講がきっかけでした。男女共同参画社会基本法制定から6年、女性支援のＮＰＯ活動に関わりながら、支援の柱のひとつは「働くこと」だと考えていた私は、「女性と仕事研究所」という名称に魅かれて受講を申し込んだのです。
　 当初女性の社会参画をうたっていた政府が、その軸足を労働力確保に移し始めた頃のこと。働く女性の応援と言いながら、『男並みに働く』ことが決められたゴールのようで、違和感を抱いていた私にとって、養成講座の中で語られる女性への視線は、とても新鮮で心地よいものでした。「メンター」「ディーセントワーク」「グラスシーリング」等々、初めて聞く言葉が、次々と語られます。女性が自分の足で立って生きていくこと、それが可能な社会を創りたいという金谷先生の熱意が伝わる講座でした。それらはすべて先生のご経験とご研究、そしてどこへでも飛んで行かれる（文字通りです！）行動力に根差したものだったと、今になって実感しています。
人生100年時代。先生にはこれからも“Women's movement Activist”として、走り続けていただきたいと思います。

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