皆さまこんにちは。
私はフリーランスの音楽家で、性被害サバイバーで、WAN正会員の千葉直美と申します。

新型コロナウィルスに対する政府の対応は実に頼りなく、自分で(本当に自分で)出来ることを考え、何とか生活していかなければならないと痛感する日々です。
今年は経済的にも苦しい年で、今年度いただいていた演奏の仕事は、きれいさっぱり全てキャンセルされました。

国や自治体による助成金に何種類か応募しましたが、すべて「対象外」でした。仕方がないと諦めましたが、働き方の多様性を理解されていないように思えてなりません。

例えば国の「持続化給付金」。
「雇用契約」が含まれていると対象外となる場合があることをご存知ですか?
わたしは教育機関で非常勤講師をしているのですが、非常勤でもパートタイムでも日雇いでも、契約形態が「雇用」だと、その時点で対象外と明記されています。
https://jizokuka-kyufu.go.jp/faq/index.html#taisho-3
(2020年12月7日閲覧。)
しかも「誤って」支給された件も多々あるとか・・。そのせいでしょうか、「上記の金額に雇用による収入は含まれていません」に宣誓するよう念を押す項目が加えられていました・・!
貯金を切り崩しながらの生活が、早く終わることを願います。

そこで冒頭の「自分にできること」に戻り・・・。
今年二度目の『ライブ配信コンサート』を行います。
★12月13日(日)14時〜15時(12月27日までアーカイブ配信)
https://twitcasting.tv/c:loversion/shopcart/31902

音楽家はプライドが高いのか内情を明かす人は少ないですが、実際はかなり厳しいものがあります。ウェブ上でのチケット購入も、年配の方になると難しいようで、きちんとしたものを配信したいと思えば、まず黒字になることはなさそうです。

医療現場が逼迫している今、『音楽は必要とされていないのではないか』と自問を続けてきました。ですが演奏することもまた、私たちの「仕事」なのです。
ご自宅からYouTubeの感覚でご視聴いただけますので、試しに、私のピアノを聴いていただけないでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。