2011.05.02 Mon
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.日本文芸史上一番のロングセラー『源氏物語』。
錚々たる書き手による解釈本や研究書は多々ありますが、<欲望>をキーワードに物語を読み解きつつ著者の底意に迫るという試みは、この本が初めてではないでしょうか。
秘密をばらしたい、嫉妬したい、ブスを笑いたい、モテ男を不幸にしたい、頭がいいと思われたい、正妻に復讐したい・・・・。
目次にずらりと並ぶのは、あなたの周りのあの人やこの人の顔がくっきりと浮かぶ19の章タイトル。
いや、何よりあなた自身の心を覗かれたような思いがするかもしれません。
紫式部が己の欲望願望妄想を、登場人物や物語の設定に投影させたという観点で『源氏物語』を読み進めていくと、千年前のスーパー才媛・紫式部がグッと身近に感じられるはず。“お勉強モード”と全く離れた物語の魅力も再認識されることでしょう。
『負け犬の遠吠え』『おばさん未満』などでおなじみの酒井順子さんの洞察力(+意地悪眼力・笑)が、現代に生きる私たちと紫式部を強く結びつけてくれる瞠目の一冊です(編集者 今野加寿子)。
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