2012.03.02 Fri
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 昨年9月、明治公園に6万人を集めた「さようなら原発集会」で、
一人の女性のスピーチが大きな感動をよびました。
福島県三春町で長年原発反対を貫いてきた武藤類子さん。
3.11以後の福島県民の困惑と葛藤、そして立ち上がろうとする決意と希望を力強く語った言葉は、YouTubeやツイッターを通じて世界中に広まり、多くの人が涙しました。
本書はこのスピーチに、フォトジャーナリスト森住卓さんの写真を添え、新たに著者の半生を綴った書き下ろしを加えたものです。
福島の美しい自然の中で模索してきた原発に依存しない暮らし方、それを奪った放射能汚染の悲しみが、飾らない文章からしんしんと響きます。
そして、「原発いらない福島の女たち100人の座り込み」など女性たちの行動に希望を託し、「あらゆる見えない檻は、自分が鍵を開けて出ていける」とよびかけています。
旧友である安積遊歩さんも一文を寄せています。(大月書店・岩下結)
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