
女性シニア向けライトノベルにチャレンジ!
このほど新しい本を出版いたしました。
「ここが終の住処かもね」というシニア向けの小説です。
私は長く住んでいた東京を離れ、那須高原にあるサービス付き高齢者住宅(通称サ高住)に暮らして五年になります。
私は、ノンフィクションの物書きですが、七十歳を迎える頃、女性ばかりのチームを組み全国の様々な介護施設の取材を進めていました。
その折、那須高原のサ高住を取材し、そこが気に入り、二か月後には息子家族と別れて移住を決行。
これからは、究極の自己中心を貫き、一人で「好き勝手に自由に暮らす」と決めました。
しかしながら、フリーター人生を貫いたため、満額に欠ける低国民年金受給者のため、悠々自適とはいかず、相変わらずせっせと「サ高住」の自室で仕事を続けています。
年齢も高くなり、あちこち出掛けての取材もできない、それで、今自分のいるシニアたちの新しいコミュニティを舞台にしたルポを書こうと思いましたが、入居する仲間を取材して書いたりしたら、私は、ここにのどかに住めなくなるなあ・・・、と。
そんなわけで、かねてより活字世代のシニアたちが、手軽に読めるライトノベルがあってもいいのに、と思っていた私は、自らその仕事にチャレンジすることにしました。
ノンフィクションの手法とフィクションを組み合わせ、サ高住と言う新たなシニアたちのコミュニティ暮らしの情報も小説を通して提供しよう、そういう思いを込めた著作となりました。(ひさだ・めぐみ)
◆書誌データ
書名 :「ここが終の住処かもね」
著者 :久田恵
頁数 :238頁
刊行日:2022/12/20
出版社:潮出版
定価 :1650円(税込)
慰安婦
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