詳細は、https://bookandbeer.com/event/bb231007a/ をご覧ください。
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2023年3月に『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)、そして7月には『女性不況サバイバル』(岩波書店)の2冊が刊行されました。
社会保障の教科書でありながら、法制度の解説にとどまらず、問題提起や実践的な知見をふんだんに盛り込まれた『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版)と、「女性不況」の現場を丁寧に取材し、女性に沈黙を強いてきた日本社会の構造に切り込んだ竹信三恵子さんの新刊『女性不況サバイバル』(岩波新書)のW刊行記念イベントを開催します。
コロナ禍は「誰を」直撃したのでしょうか? 峠を越えて振り返ると、コロナ禍のダメージは平等ではありませんでした。皺寄せを受けたケアワーカーの女性たちや、シフト制で働く非正規労働者に焦点を当て、状況を整理するとともに、本イベントでは、「新しい女性労働運動の静かな高揚」と呼ばれるさまざまな取り組みを紹介します。
コロナ禍における雇用危機・貧困の増大はどのようにして起きたのか?それに対抗するための取り組みにはどのようなものがあるのか?
日本の労働問題/貧困問題の現場を深く知る3名による豪華なトークイベントとなります。
みなさまのご参加、お待ちしております。
【出演者プロフィール】
今野晴貴(こんの・はるき)
NPO法人POSSE代表。著書に『賃労働の系譜学──フォーディズムからデジタル封建制へ』(青土社)、『ブラック企業』(文春新書)、『ブラックバイト』(岩波新書)、『生活保護』(ちくま新書)など多数。大佛次郎論壇賞、日本労働社会学会奨励賞などを受賞。専門は労働社会学、労使関係論/雇用関係論。博士(社会学)。
奥貫妃文(おくぬき・ひふみ)
相模女子大学人間社会学部社会マネジメント学科教授。専門は労働法、社会保障法、社会福祉論。共著に『ガールズ・アーバン・スタディーズ──「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く』(法律文化社)、『移民政策とは何か──日本の現実から考える』(人文書院)など。
竹信三恵子(たけのぶ・みえこ)
ジャーナリスト、和光大学名誉教授
朝日新聞記者、和光大学現代人間学部教授などを経て2019年4月から現職。2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞。著書に『女性不況サバイバル』(岩波新書)、『賃金破壊──労働運動を「犯罪」にする国』(旬報社)、『企業ファースト化する日本──虚妄の「働き方改革」を問う』(岩波書店)など多数。
2023.09.07 Thu
カテゴリー:集会・イベントレポート