女の本屋

views

2279

こわかったら、ちょっとだけ目をとじて。『地震の夜にできること。』 松本春野 

2012.03.24 Sat

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.

311以後、自分が今子どもだったら、こわくて、不安で、つらくてたまらないだろうとよく思う。

そんなとき、この本を見ておもいだした。

子どもの頃、大人になれば今こわいこともきっと受けとめられる。
それから考えるといい、って言ってくれた人がいた。
それまでは逃げてもいいよ。
受けとめられるときが、きっとくるからと。

大人になって。
こわかったことがこわなくなったわけじゃない。
だけど、経験とか、これまで出会ってきた人たちの影響とかが、いつのまにかわたしに、恐怖に耐えて考える力を与えてくれていた。
あの時は、自分にそんなことができるなんて、信じることもできなかったけど。

不安や恐怖をごまかさず、でもとらわれないこと。
それをつたえる大人がいることが、きっと安心なのだ。
大人もこわくてたまらない、地震の夜には。

(ちびがえる)








カテゴリー:わたしのイチオシ / ちびがえる

タグ: / 3.11 / 地震

ミニコミ図書館
寄付をする
女性ジャーナル
博士論文データベース
[広告]広告募集中
〉WANサイトについて
WANについて
会員募集中
〉会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う
女性のアクションを動画にして配信しよう

アフェリエイトの窓

  • 人間の声で: ジェンダー二元論を超えるケアの倫理 / 著者:キャロル・ギリガン / 2...

  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく (集英社新書) / 著者:塚原 久...

  • ジェンダー平等世界一 アイスランドの並外れた女性たち / 著者:イライザ・リード...

amazon
楽天