https://sachicoosaka.wixsite.com/sachico より



SACHICO 性暴力救援センター・大阪 の存続と発展を願う会のnote から転載します。

電子署名は
リンク先のアンケートフォームから、住所、氏名、メールアドレスを入力の上、送信ください。
https://forms.gle/QALwFrfsK5qmMkVH7

※SACHICO 性暴力救援センター・大阪 のサイトは → https://sachicoosaka.wixsite.com/sachico 

***以下、note  https://note.com/sachico_seigan/n/n1f0f28a60ec3より転載*** 

大阪府の性暴力被害者を支援しているワンストップ支援センター「SACHICO」 が、存続の危機にあるのをご存じでしょうか?
国や府からの補助金不足、医療体制維持が限界にあるなどの理由から、2025年3月を目処に、拠点である民間病院からの撤退を余儀なくされており、このままではワンストップ支援センターが大阪府からなくなってしまいます。
私たちは大阪府に対し、SACHICOの存続を求める、請願書提出・署名運動を立ち上げました。SACHICO存続のため、多くの方の声が必要とされています。ぜひ署名にご協力ください!

◆ SACHICO とは?
性暴力救援センター・大阪 SACHICO   は2010年度から14 年間、阪南中央病院内にて性暴力被害者の支援を行ってきました。
これまで受けてきた電話件数は52,198件、来所延べ件数は14,610件、診療および支援した人の実人数は3,722人に上り、大阪府下の性暴力被害者支援において、中心的な役割を果たしています。
「SACHICO」の特徴は、病院拠点型のワンストップ支援センターであることです。24時間体制のホットラインと支援員による心のケア、産婦人科医・精神科医による診療、警察・児童相談所・弁護士・カウンセラーなど、必要な機関との連携も行います。

恐怖と混乱の中にある性暴力の被害者が、総合的な支援を1ヵ所で受けることができるように。

SACHICOは、多くの女性たちの情熱と活動によって始まったという歴史があります。医師、弁護士、看護師、心理士、女性活動家などの有志が集まり、世界中の事例に学んで、自分たちの求める救援センターをつくろうと働きかけました。
そして2010年4月1日、「SACHICO」が誕生します。これは、全国に先駆けた取り組みでした。
SACHICOをモデルに全国各地でワンストップ支援センター設立の動きが広がり、2018年には各都道府県に1ヵ所のセンターが設置されています。
一方でSACHICOのような「病院拠点型」のセンターは10ヵ所に留まり、多くは相談窓口と離れた医療機関が連携する「連携型」であるのが現状です。

◆ SACHICO存続の危機と、その背景
相談件数は増加の傾向にあり、性暴力被害者にとって必要不可欠な機関であるにも関わらず、2025年3月を目処にSACHICOは民間病院から退去しなければなりません。その背景には、補助金の不足、人手の不足と、民間病院での運営体制の限界があります。
国や大阪府からの補助金は運営費のごく一部で、医師の人件費など維持費の多くは阪南中央病院が負担し、足りない分は寄付金で補ってきました。
院内の医師・看護師たちは業務の合間にSACHICOでの診察にあたっており、善意の超過勤務で成り立ってきました。しかし、働き方改革による残業規制が強化されたこともあり、体制の維持に限界が来ています。
また、SACHICOで重要な役割を果たす支援員も、危機的な状況にあります。被害者はホットラインにて支援員とつながり、安全な場所で、支援員とともに起こったことをゆっくりとふりかえりつつ、心と身体の回復を図ります。被害者が「自分で選ぶ」を大切に、「女性の安全と医療支援ネット」に加わっている機関と連携した支援を受けられるよう、常に被害者に寄りそったサポートを大切にしてきました。
性暴力被害者からの連絡を受け、緊急避妊薬の投与、証拠物の採取、医師による外傷の記録など、72時間以内に診察を行うことは非常に重要です。年齢、性別問わず被害者になり得ることから、産婦人科だけでなく、精神科、小児科、 外科、整形外科、泌尿器科、麻酔科等の総合的な診療が可能な体制が求められます。つまり、ワンストップ支援センターが病院拠点型であることは必要不可欠な条件なのです。
これら全てを一民間病院が負担することが困難になっている今、公立病院など支援体制を維持できる公的な病院へのSACHICOの移転が急務となっています。

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https://www.sankei.com/article/20230923-5ZNH3UWKD5MLNN3TWR4YNX4SPM/
性被害の支援拠点、公立病院への移転を要望 「民間では困難」:朝日新聞デジタル
 性暴力被害に遭った人のケアをするNPO法人「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」
https://digital.asahi.com/articles/ASS672PGMS67PTIL004M.html

◆ 請願書の提出について
「このままでは大阪府からワンストップ支援センターがなくなってしまう」
この危機に対し、私たちは大阪府へSACHICOの存続を求める請願書を提出します。

【請願項目】

1.2025(令和 7)年 3 月末をもって阪南中央病院から退去を求められている性暴力救援センター・大阪 SACHICO の活動拠点を大阪府の責任において速やかに確保し、運営にかかる費用を保障してください。
2.公的な病院を拠点とするワンストップ支援センターを設置してください。

12月に行われる大阪府議会の定例会への請願書提出に向けて、署名活動も開始しました。請願活動には多くの賛同者が必要です。

◆ 署名方法
【締切】2024年11月30日まで
署名には2つの方法があります。

①電子署名
リンク先のアンケートフォームから、住所、氏名、メールアドレスを入力の上、送信ください。
https://forms.gle/QALwFrfsK5qmMkVH7

②紙の署名
署名用紙をダウンロードの上、下記住所までご送付ください。

〒560-0084
大阪府豊中市新千里南町 2-1 B26-108 佐藤方
性暴力救援センター・大阪 SACHICO の存続と発展を願う会 宛

SACHICO存続請願書・署名用紙.pdf↓↓↓

***性暴力救援センター・大阪 SACHICO の存続と発展を願う会のnote https://note.com/sachico_seigan/n/n1f0f28a60ec3 より転載ここまで***

※SACHICO 性暴力救援センター・大阪 のサイトは → https://sachicoosaka.wixsite.com/sachico br>