
神戸・元町映画館サイトより転載
神戸・元町商店街にある元町映画館では、女性の差別撤廃や参政権を求めて行われた20世紀初頭のデモを起源に、1975年に国連により制定された3月8日の【国際女性デー】を含む1週間で、「Women’s Film Week 2025」と称し、さまざまな視点から女性たちを描いた“女性映画”を特集上映します。
上映する4作品は、問題を突きつけるばかりでなく、映画としての面白さで作品をセレクト。どれも映画的魅力に溢れています。また、観たことのある作品でも、こうしたテーマで観直すと新たな気づきを得られることもあります。ミニシアターだからこそできる企画として、いまだジェンダー平等が実現されていない世界で、映画で描かれたさまざまな女性の姿を通してみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
トークイベント
・3/8(土)15:50-『ジャンヌ・ディエルマン~』上映後
「“女性映画”をめぐる4世代ガールズトーク」
登壇:岸野令子さん(映画パブリシスト)、江口由美さん(映画ライター)、住田明世(元町映画館理事)、石田涼(元町映画館スタッフ)
・3/9(日)15:50-『映画 ⚪︎月⚪︎日、区長になる女』上映後
登壇:ペヤンヌマキ監督、アルテイシアさん(作家)
※ペヤンヌマキ監督はリモート登壇、アルテイシアさんはリアル登壇となります
・3/12(水)18:30-『冬の旅』上映後
トークタイトル「映画と本 作品の中の女たち」
登壇:かとうさおりさん(NINE STORIES主催)、奥村千織さん(1003店主)
※事前予約はできません。前売券をお持ちの方も当日券をお求めの方も同様に、当日10:00より受付を開始いたします。入場システムをご確認ください。
※トーク回では、招待券・満了スタンプカードなどでの無料入場はできません。
※都合により、登壇できなくなる可能性もございます。ご了承ください。

上映作品
●『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』
(1975年/200分/ベルギー・フランス合作)
日々の家事を淡々とこなす主婦ジャンヌ(デルフィーヌ・セイリグ)。無駄な電源はこまめに切り、食事に使った皿は次の料理を出す前に洗う。そんな彼女のルーティワークのひとつが〈売春〉であった。シャンタル・アケルマン監督が放った衝撃の傑作は、公開当時より再評価が高まり、〈サイト&サウンド誌〉の2022年度オールタイム・ベストワンに輝いた。

●『冬の旅(2K修復版)』
(1985年/105分/フランス)
可視化されにくかった女性のホームレス。アニエス・ヴァルダ監督は、若い女性(サンドリーヌ・ボネール)の〈屋根もなく、法もない=原題〉状況を、一切の感傷を拒否する容赦ない映像で表現。決して媚びないヒロインの強さが際立つ傑作。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。

●『子猫をお願い4K リマスター版』
(2001年/112分/韓国)
『はちどり』『わたしたち』『夏時間』『地獄でも大丈夫』など近年活躍中の女性監督たちがこぞって影響を受けたと語る韓国シスターフッド映画の金字塔。チョン・ジェウン監督は女性たちが生きづらい儒教的家父長制の社会をヴィヴィッドな青春群像劇として描き切った。ぺ・ドゥナの出世作。

●『映画 ◯月◯日、区長になる女。』
(2024年/110分/日本)
2022年、東京都杉並区長選挙で、岸本聡子を候補者として押し出したのは、草の根市民運動をしてきた女性たち。たたかえば世の中は変わる!同区に住む劇作家・演出家ペヤンヌマキがカメラを回し記録した、毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞受賞作。

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