2012.10.07 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.唐突に襲ってきた難病に立ち向かうオトメの姿。このオトメ、タダモノではない!
文化人類学者(の卵だから?)の冷徹にして再帰的な洞察を伴いながら、壮絶な病状も治療も痛みまでも伝えられるこの筆力に一気読みしてしまう。
IT技術を駆使して治療法や社会保障利用法についての情報を得ることができても、リアル助っ人・友人は絶対必要、という事実やら、「生き延びる」戦略のためにこそ、家族に依存するケアには一定の距離をとるしかない、という事実やら。改めて気づかされる事実は多々あって、軽妙な語り口ではあっても、「オリジナリティ」と「説得力」に優れた、これは「研究書」なんじゃなかろうか。(momiji)
本書は、すでにこちらでも一度紹介されました。「ジャンルを超えた、読み物」
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