■開催概要
2025年8月17(日) 21:00~22:30オンライン開催(事前登録制)

■テーマ
反ジェンダー運動の背景にある宗教右派問題

■講師
山口智美教授
立命館大学国際関係学部教授
モンタナ州立大学社会学・人類学部名誉准教授

立命館大学教員。文化人類学、フェミニズムを専門とし、現代日本や米国における社会運動研究を行う。米国で約30年間暮らし、昨年日本に帰国。共著に『宗教右派とフェミニズム』、『海を渡る「慰安婦」問題』、『社会運動の戸惑い』など。

■概要
7月の参議院選挙で、参政党と国民民主党が大幅な議席数増を実現しました。参政党・神谷代表は、女性の出産子育て専従を奨励し、「男女共同参画は間違いだった」「選択的夫婦別姓やLGBTなどのイデオロギーには反対」といった主張を繰り返しています。また国民民主・玉木代表は、記者会見で自党の女性支持率が低いことを指摘され「女性には政策の理解が難しい」と発言したほか、同性婚に「個人として賛成」→「慎重」と後退したことでも批判を浴びています。
今後、選択的夫婦別姓や同性婚、特定生殖補助医療、包括的性教育など、ジェンダー関連政策の見通しに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。そこで『宗教右派とフェミニズム』(青弓社)著者で、日本とアメリカ両国にわたり、宗教右派の政治への影響を分析してきた立命館大学国際関係学部・山口智美教授をお迎えしたオンラインイベントを開催。世界的にも問題になっている「反ジェンダー」と「宗教右派」の関連性について解説いただきます。宗教右派が今後どうジェンダー施策に影響を与えるのか、皆さんと問題意識を共有できれば幸いです。

■参加費
無料。カンパ歓迎!ジェンダー平等に向けてバックラッシュが再燃し、これまで以上に息長く活動する必要があります。ぜひ「あすには」への単発寄付、または月額寄付をご検討ください。
https://asuniwa.org/support
新規月額サポーター登録もしくはサポート口数の追加をしてくださった方に、選択的夫婦別姓賛成の国会議員とも連帯できる「My Name My Choice」 ピンバッチをプレゼント実施中!
https://asuniwa.org/support/#ピンバッチキャンペーン
学生による署名も実施中です。ぜひご協力ください。
「もう待てない!2025年内の選択的夫婦別姓実現を望みます」
https://www.change.org/bessei2025


■注意点
本セミナーはSNS上での一般公開(拡散)は禁止です。主催者以外の録音録画・同時配信も不可とさせていただきます。ジェンダー施策の重要性を共有する方々、および記者の皆様のみを対象とし、心理的安全性を確保しながら実施したく、ご理解いただけますと幸いです。

■お申込み
以下からお申込みいただくと、開催当日メールにてZoom会議室をお知らせします(メールアドレスをお間違えないようお気をつけください)。

参加申込みフォーム
https://forms.gle/3TAssEA4XJTPNQ7o8

■主催
一般社団法人あすには
https://asuniwa.org