
専門家の資料に、支援者の参考に、当事者の手がかりに、多くの人の理解の糸口に
執筆に4年。専門家には資料に、支援者には参考に、当事者には手がかりになるように、当事者の周囲にいる方には実態を知る糸口になるよう、願いを込めて書きました。
【不思議の国のアリスのような性暴力被害後の世界】
私が体験した性暴力被害後の世界は、まるでアリスの不思議の国のように体感も出会う出来事もあべこべ。
そんなトラウマの国を、なんとか生き伸びた私の歩みを、ストーリー仕立てで綴りました。
【内容は】
約15年前に受けた人生最大の、性暴力被害、性的撮影被害からの回復の経緯。
パワーを持つものからの性暴力・セクハラが、どのようにして当事者を追い詰め、性的撮影が被害当事者に長期に及びどのような影響をもたらすのをか、当事者はその後どう生きて行くのかを、ジュディス・ハーマンの「トラウマからの回復の三段階」に寄せて整理し綴りました。
【残酷な表現は控えめに、トラウマインフォームドに】
性暴力被害後についての話は残酷であることと切っても切り離せないものですが、本書ではトラウマインフォームドであることを出来るだけ意識し、可能な限り暴力の描写や残酷な表現を控えました。
【解離性障害・C-PTSDの内側で起きていること、トラウマ反応についていちいち解説】
辛かった症状や体験などについては、事実だけでなく、その時にどんなトラウマ反応や症状があったかを脚注や文中で解説しています。
特定不能の解離性障害やC-PTSDの内部を覗きこみ、理解を深める資料にしていただけると思います。
【アセスメントに必要な情報は欠けなく】
その他の心理や支援のアセスメントに必要そうな出来事や情報も、できる限り盛り込みました。
【当事者の方に役立つかもしれない情報も】
当時の私に役立った・情報・本・物、出会った出来事、使えた制度・法律、使えなかった制度・法律についてなども、できる限り書き込みました。
【制度的な二次加害・悪気のない二次加害・親切心からの二次加害】
私に起きた様々な二次加害も、書き込んであります。
【カバー、イラストも制作、治療中に描いた絵も公開】
カバーのブルーは陶器のような冷たさ、背側迷走神経系のシャットダウン・フリーズ状態をイメージ。
その中でも無邪気に育つワイルドベリーは、命の健やかさをイメージしました。
表紙から見えないところにも赤を仕込んで、フリーズの内側に流れている命を表現しました。
本文内に登場する「トラウマ治療過程に描いた絵」を2枚ほど参考資料として巻末に掲載。
【当事者の周りにいる方々にも当事者を知る糸口に】
性暴力やトラウマなどに触れた事がない方でも、ノンフィクションとして楽しんでいただけるのではと思っています。
ぜひ、手に取っていただけると嬉しいです。
『トラウマの国のアリス 解離性障害と性暴力被害』特設ページ
推薦文・読者の感想など公開中
→ https://www.praisethebrave.com/aliceintraumaland
noteで関連情報や裏話なども投稿中。
→ https://note.com/praisethebrave_/m/mdfaa9126f1a9
書名 :『トラウマの国のアリス 解離性障害と性暴力被害』
著者 :八幡真弓
頁数 :204頁
刊行日:2026/03/06
出版社:生活思想社
定価 :2,530円(税込)










