
「私的領域」を切り拓く
夫婦の愛情や親密性は日々のコミュニケーションや社会背景との関係のなかで形成され、維持され、調整されている。ジェンダー平等化の過渡期にある現代の夫婦関係を「人格的ケア関係」としてとらえ直し、相互の人格の安定のために日々行われる感情作業のジェンダー非対称性を描き出す。近代家族論には欠けていた妻と夫双方の感情作業をとらえ、インタビューや計量調査を基に「私的領域」を「公的」な問題系へ切り拓く可能性を追究する野心的一書。
◆書誌データ
書名:夫婦の親密性とジェンダー平等--感情のケアをめぐる〈名前のない問題〉
著者:岡田玖美子
頁数:368頁
刊行日:2026年8月
出版社:勁草書房
定価:5280円(税込)









