女の本屋

views

2265

書物を愛する人のための本 『チャリング・クロス街84番地』へレーン・ハンフ編著

2014.04.11 Fri

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. タイトルにある「チャリング・クロス街84番地」とはロンドンの古書店の住所。本書には、ニューヨークでTVドラマなどの脚本家として働く女性(編著者へレーン・ハンフ)がロンドンの古書店と交わした、1947年から1969年までの手紙が収められている。本をこよなく愛する彼女は、その好みもうるさいが、といって金持ちではない。そしてその彼女の注文に、書店員は誠実な態度で対応する。ハンフは(ふざけて)悪態をつき、送られてきた本に文句を言う一方で、1940年代後半、配給制でなかなか食料が手に入らないイギリスに住む書店員たちにハムや卵を贈る。それはしだいにパーソナルな交流へと発展していく。

 家族でもなく、恋人でもなく、熱い思いのたけを綴るのでもない、けれどそこには、またそれとは別な「親密さ」がある。本を介する関係、しかも何年にもわたって、本を通してつながるとは、みずからを語らずして互いを信頼しあうことなのかもしれない。読後に余韻の残る素敵な本。(lita)








カテゴリー:わたしのイチオシ / lita

タグ:くらし・生活 / / 働く女

〈高市的なるもの〉とわたしたち
ミニコミ図書館
多言語対応 Worldwide WAN Languages
博士論文データベース
寄付をする
遺贈寄付について
女性ジャーナル
[広告]広告募集中
〉WANサイトについて
WANについて
会員募集中
〉会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う

アフィリエイトの窓

  • 月経とフィールドワーク: 実践ブック / 著者:杉田 映理 / 2026/05/26

  • 日本で女性研究者が増えない理由:アカデミアに残るジェンダー問題 / 著者:中野 ...

  • 新版 女の本屋の物語 (晶文社ライブラリー) / 著者:中西豊子 / 2026/06/12

amazon
楽天