女の本屋

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『わたしらしく 輝く幸せ』 吉岡しげ美

2015.01.13 Tue

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.金子みすゞ、与謝野晶子、清少納言、茨木のり子……の詩をメロディにのせてつづる、しげ美ファン待望の書き下ろしです。

女優の吉行和子さんは「吉岡しげ美さんの明るさはどこから生まれてきているのだろう。まわりの人がニコニコしてしまうあのパワー。その秘密はこの本の中にあった」と述べています。

1977年に日本の女性詩人の詩に曲をつけて、ピアノの弾き語りを始めた著者は、日本はもとより海外でもコンサートを開催。七夕伝説発祥の中国鎮江市で日中友好七夕コンサートを成功させて友好の礎となり、2010年には鎮江市栄誉市民の称号を得ました。

「おわりに」の一部で著者は、「40年近く継続してきた今では、『唯一無二の活動』『詩に曲をつけて歌っている姿が輝いている』といわれるようになってきました。私自身も詩に作曲をして歌うことは、私が生きる使命として授かったことのように思われてきました」と語っています。

本書の構成は、1章 少女時代から始まった私さがし 2章 40代は私のステップ時代 3章 乳がんを乗り越えて 4章 国境を越える愛・平和・生命の心 5章 星になったたくさんの〈あのひと〉 6章 女・母・娘として命あるかぎり 終章 満天の星となって輝く先輩たち となっています。

各章の冒頭に、日本人に愛される、とくに女性に愛されている、与謝野晶子、金子みすゞ、新川和江、茨木のり子などの詩を収録しリード扱いにし、著者の生き様と30年以上の活動をつづっています。父親の死、乳がん手術の体験、中国の七夕交流、3.11大震災など、つらい思いを乗り越えて生きて紡いだ心を曲に乗せて伝え続けて進化する活力が、私たちの心を勇気づけてくれます。60歳をすぎてなお歌いつづける著者にエールを送ります。

女性詩人の好きな人のみならず、人生後半期に向けて今を生きる人、とくに女性たちに、40年間の活動を続けながら、なお若々しい感性と表現力で語る著者の半生は、読み手の心をわしづかみにします。ぜひ、手に取っていただきたい1冊です。

(編集者・ミズ総合企画 望月幸代)








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