2014.09.22 Mon
熊本文学隊が送る「石牟礼大学」第1回。熊本に行かなければ見られない映像を、主催者のご厚意でWANにご提供いただきました。
石牟礼文学の影のプロデューサーと言われる渡辺京二さんをお迎えして7月20日熊本現代美術館で開催されました。
司会は伊藤比呂美さん、他に谷口絹枝さん、ジェフリー・アングルスさん。石牟礼さんを撮影中の石内都さんもとびいりで。
病身だという渡辺さんの絶好調の語りに、伊藤さんの型破りの司会ぶり。
会場のライブな雰囲気も伝わってきます。
熊本文学隊とは:
いい年をしたおとなが夢中になって遊ぶ「ひみつけっしゃ」です。
それが目的であり、主な活動です。ただ、文学好き、本好きにかぎります。われわれの日々の暮らしは熊本にあります。
そこで、手っ取り早く、熊本から、文学を発信し、世界の文学につなげたい。
そして文学とは、目が離せないほどおもしろく、切れば血がでるように真剣でありたい。
見たことがないほど新しく、そして誰もが覚えているほど古く、狭いところにとどまらずに、風のように動いていくものでありたい。
文学隊の面々が、見ている人々が、熊本の文学を、熊本の可能性を、海や山や木や人の力を、再発見していくことで、熊本という土地が、どくどくと脈打ち、息づいていくでしょう。
(隊長 伊藤比呂美「熊本文学隊旗揚げ宣言」より)
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