アートの窓

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「2015.3.11展」 イトー・ターリ トキ・アートスペース

2015.02.22 Sun

イトー・ターリ

イトー・ターリ 2012年

 

4年が過ぎようとしている3.11に表現者があつまりそれぞれの思いを持ち寄るイベントを開催いたします。

言葉、パフォーマンスアート、映像、美術批評をバックグラウンドに活動をしている者たちが、
この時(時代)をどのように生き抜くのかを自らに問います。

5つの行為が3.11、その日を囲むように
日替わりで遂行されます。

 

「2015.3.11展」

3月  9日(月) イトー・ターリ(パフォーマンスアーティスト)
3月10日(火) アライ=ヒロユキ(美術批評)
3月12日(木) 丸山常生(美術家・パフォーマンスアーティスト)
3月13日(金) 姜信子&玉川奈々福(作家&浪曲師)
3月14日(土) リュウ・ルーシャン(映像パフォーマンスアーティスト)

■会期:3月9日(月)~3月14日(日)(水曜休廊)
■会場:トキ・アートスペース(東京メトロ銀座線外苑前 3番出口より徒歩5分)

 

【イベント詳細】

■3月  9日(月) 19:00~ イトー・ターリ 「performance 2015.3.11」
1,500円(予約1,300円 学割 1,000円 ) ドリンク付 (予約: tari@gol.com 090-6717-9366)

壊してしまったものを回復させたり、再生させる困難、そして失ったものを拾い集める膨大な時間。原因と帰結。
それにしても、この土地の汚染土は土に帰れず、永久の時を過ごす。

■3月10日(火)14:00~19:00 アライ=ヒロユキ 参加型表現
無料 随時入場 差し入れ歓迎

美術・文化社会批評。欧米と乖離した日本の美術において、画廊が果たしてきた役割とは。
公的な議論か、私的な親密さの確認か、哲学的な観想か。
崩落しつつある現状への省察として、一期一会の場という「関係性の表現」を対置します。

■3月12日(木)19:00~ 丸山常生 パフォーマンス(install-action) 『CLINE – 私たちはどこにいるのか?』#2
1,500円(予約1,300円 学割 1,000円) ドリンク付 (予約:martokio@jcom.home.ne.jp 090-9109-9550)

傾き・勾配。連続的に変化する現象、あるいはその場所。異なる領域が重なる場所、あるいは日本。あるいは‥‥

■3月13日(金)19:00~ 姜信子(作家)×玉川奈々福(浪曲師) 旅するカタリ「3・11後のさまよい安寿」編 
2,000円 ドリンク付 (予約:wildfrances@gmail.com 070-5556-6241)

われら読む書く歌う旅をする声の旅人、彷徨う作家が語る騙る朗読する、三味線鳴らして浪曲師が歌う騙る浪読する、
あの日の後のオワリとハジマリ、名付けて平成山椒太夫さまよい安寿

■3月14日(土)18:00~ リュウ・ルーシャン 映像&トーク
1,500円  ドリンク・軽食付

グローバル化時代に生きる私たちが直面している国家と個人の問題について考え、お互いの体験を共有する対話の場にぜひご参加ください。

 

※それぞれの開始時間、入場料が異なりますのでご注意下さい。また、予約の有無があり、それぞれが予約を担当しますので、よろしくお願いいたします。

 

【出演者プロフィール】

アライ=ヒロユキ
1965年生まれ。美術・文化社会批評。美術、社会思想、サブカルチャーなどをフィールドに、雑誌、新聞、ポータルサイト、展覧会図録などに執筆。政治性/社会性を射程に入れた美術批評は、日本で稀少な存在。著書に『天皇アート論ーその美、“天”に通ず』(社会評論社)、『オタ文化からサブカルへ ナラティヴへ誘うキャラクター』(繊研新聞社)、『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』(同)、ほか。

イトー・ターリ
1951年、東京生まれ。パフォ―マンスアーティスト。1975年から身体表現を始め、ジェンダー、セクシュアリティをテーマに活動。 ウィメンズアートネットワーク(WAN)やPA/F SPACEを創設、人が交差する空間をつくる。「表皮の記憶」「Self-portrait」「わたしを生きること」「おそれはどこにある」「虹色の人々」「Rubber Tit」「あなたをわすれない」「ひとつの応答ーペ・ポンギさんと数えきれない女たち」等。著書に「ムーヴ」(インパクト出版会)。

姜信子
作家。横浜生まれ。1986年「ごくふつうの在日韓国人」で朝日ジャーナルノンフィクション賞受賞。主な著書に『棄郷ノート』(作品社)、『うたのおくりもの』(朝日新聞社)、『日韓音楽ノート』『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『はじまれ 犀の角問わず語り』(サウダーブックス+港の人)など。近刊に『生きとし生ける空白の物語』(港の人)。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々。

 玉川奈々福
横浜市生まれ。1995年、曲師(浪曲三味線)として玉川福太郎に入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。賞罰、なし。

 丸山常生
1979年より、美術家・パフォーマンスアーティストとして活動を始め、造形的空間と身体的行為を統合したインスタラクション(install–action)と称するアートワークを続ける。身体・居住空間・都市などを包括する広義の「環境」を、膨大な情報やエネルギーが流れる「通過場」としてとらえ、そこから人の活動や自然現象の「痕跡=記憶」をあぶり出し、私たちが必要とするべき「生きる場」の再編成を構想する。

リュウ・ルーシャン
中国北京出身 ロンドン芸術大学ウィンブルドン校 視覚言語とパフォーマンス修士課程修了 東京藝術大学大学院 映像研究科博士後期課程修了
グローバル化、移住、多様性教育、異文化コミュニケーションを研究テーマとしている。2006年よりイギリス、中国、韓国、日本、スロベニア、ポーランド、ベルギー、ドイツ、フランス、インドなどで映像・パフォーマンス、コミュニティアートによる表現活動を行う。2014年より、多文化社会における課題について考える領域横断的な表現の場「多文化アートプラットフォーム」を東京で企画、実践。

 

この企画はイトー・ターリが監修し、トキアートスペース、参加表現者の協力を持って実施します。

詳細はこちらをご覧ください。https://www.facebook.com/2015.3.11ten 

 

■トキ・アートスペース
150-0001東京都渋谷区神宮前3-42-5サイオンビル1F
TEL/FAX 03-3479-0332

■イトー・ターリ
tari@gol.com

 

(maris)

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タグ:アート / パフォーマンス / フェミニズム