二宮周平 最終講義 2017年1月13日(金)
タイトル「家族の多様性と個人の尊重~研究の過去・現在・未来~」

会場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館

退職年月日 2017年3月31日
専門分野 家族法

                 二宮周平さん

これは、2017年1月13日に立命館大学創思館カンファレンスルームで行った退職記念講義の記録映像です。立命館大学広報課が撮影、編集し、記念講義を行った者にプレゼントしてくれます。ゼミ卒業生・院生を始め多くの方々からご要望があり、法学部事務室のスタッフが大量にダビングしてくれました。ご覧になった満田康子さんのご発案でWANアーカイブで公開となった次第です。

私的なことですが、両親の住む松山の大学に就職したものの、何か物足りなくて京都に来ました。2年後、10か月の入院闘病後58歳で亡くなった母のためにも、どんなに大学の仕事が忙しくても、意地でも勉強するぞという思いで定年まで勤めてきました。振り返ってみると、家族の多様化と個人の尊重というテーマに関わってきたのだと実感します。
家族法は、一人ひとりの生き方を支えるものでなければなりません。その課題と方向性を考えていただく一助となればと思います。なお詳細は、立命館法学369・370号987頁以下に掲載されています(立命館大学法学部のサイトからダウンロード可能)。

(注)上記動画はご提供くださったDVDから講義部分のみを掲載しています(WAN女性学講座)

プロフィール
1979年3月 大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学
1979年4月 松山商科大学経営学部専任講師、のち助教授
1985年4月 立命館大学法学部助教授、のち教授
1991年3月 法学博士(大阪大学)授与
2004年4月~2008年3月 立命館大学法科大学院教授
2009年4月~2012年3月 立命館大学法学部長、学校法人立命館常任理事
2011年12月~2014年12月 ジェンダー法学会第5期理事長
2015年4月~2017年3月 立命館大学図書館長