生涯、地方・農村女性の側に立ち、中央・都市発の女性運動に対峙してきた岩手の一条ふみさんをご存知ですか。

彼女は1960~80年代に生活記録文集『むぎ』などを編集発行しました。一条さんは2012年に亡くなりましたが、このたびご友人の岩手日報の記者である黒田大介さん(盛岡在住)のご尽力により個人文集『生活詩集』をミニコミ図書館に収録できました。

わら半紙に手書きの原本は劣化も激しくPDF化に苦労しました。濃淡がありますが十分読めるようになっていますので、70年代のもうひとつの「ウーマンリブ」の記録をぜひご一読ください。

なお、『むぎ』は、一条さんだけでなく同人の方がたが亡くなっていることもあって、散逸の危機の崖っぷちにあります。そのため、上記の黒田さんが同誌の収集、保存、管理をされています。

ご存知の情報がありましたら、下記にご連絡ください。
メール:yukapyon@estate.ocn.ne.jp

『生活詩集』はこちらからご覧いただけます。