突然、すっかり秋めいてきましたね。
新しい内閣が発足し、暗澹たる気持ちです。

最近、わたしはまた一つ失敗しました。
インターネットで加害者の情報にアクセスしてしまいました。
主治医からも、カウンセラーからも、両親からも止められているのに、どうして同じことを繰り返してしまうのでしょう。
でも密かに、トラウマ・サバイバーの方々は同様の経験をなさっているのではないかとも思うのです。

今回のタイトル、「加害者に対して思うこと」。
ここでいう「加害者」は、性犯罪の加害者です。

よくドラマなどで、「せめて謝罪をしてほしい」という被害者(もしくはその家族・遺族)のセリフを耳にしますよね。謝罪をされたところで過去は変えられないし、上辺だけの言葉が何になるのか・・・そういった意見も分からなくはないのですが、わたしもやはり、罪を認めた誠意ある謝罪があれば、現在のわたしの在り方は違ったのではないかと思うのです。

「誠意ある謝罪ができる人間は、そもそもそんなことはしない」。

正論です。
わたしはその点をそろそろ理解し、受け止めなければならないのだろうと思います。
幸い、わたしの両親は健在です。ですが事件後、どれほど家庭内が掻き回され、使ったことのないような暴言を吐き、衝動的な行動をとり、お互いを傷付けあってきたことでしょう。少なくともわたしは両親の寿命を縮めました。一方、自らの罪を認めず、責任転嫁し、「何事もなかった」かのように振る舞い生活する加害者の心理とは一体どのようなものなのでしょう。
何年経っても過去はもちろん変えられるはずもなく、コロナ渦で収入が激減したなか、診療費・薬代・カウンセリング代を支払い続けているわたしは、絶望感・怒り・無力感ととても仲良しになり、暮らしています。

わたしは実名で、こうして投稿しています。
世界中の性犯罪加害者、及びセカンドレイプをしている人たちへ。
「恥を知れ!」