大沢真知子(おおさわ まちこ)最終講義
2021年3月13日
タイトル 「変わりゆく女性労働を見つめ続けて」



日時 2021年3月13日 14:45ー16:00
場所 日本女子大学 目白キャンパス
退職年月日 2021年3月31日
専門分野  労働経済学

2021年3月13日に日本女子大学成瀬記念講堂で行われた日本女子大学教授で、労働経済学者である大沢真知子教授による最終講義。
アメリカ留学での近代労働経済学の生みの親と言われるJ.ミンサー教授との運命的な出会いから、シカゴ大学、ミシガン大学で教鞭をとった経験、さらには日本女子大学で教鞭をとるかたわら、労働政策や男女共同参画会議の委員として政策立案にも関わり、ワークライフバランス社会実現の重要性を論じてきた経験を語りながら、女性の抱える様々な困難の可視化に向けてのさらなる研究の必要性を訴えている。


プロフィール
南イリノイ大学経済学部博士課程修了。Ph. D(経済学)。
シカゴ大学ヒューレットフェロー。ミシガン大学ディアボーン校助教授、亜細亜大学助教授・教授を経て2021年3月31日まで日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授。同現代女性キャリア研究所所長。専門は労働経済学。
主な著書は『ワークライフバランス社会へ』(岩波書店)『女性はなぜ活躍できないのか』(東洋経済新報社、2015)など