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埼玉

講演と演奏の映写 「カウンセラーが DV防止の音楽を作曲家に作曲を依頼 した!?~その特別な経験を語る」

イベントURL:
主催者: メンタルサービスセンター
主催者URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
開始日時: 2017年02月05日 (日) 13時00分
終了日時: 2017年02月05日 (日) 15時00分
会場: With You さいたま・視聴覚室:さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3・4F (JR埼玉新都心駅8分)
会場URL: https://www.pref.saitama.lg.jp/withyou/access.html
連絡先: メンタルサービスセンター:Tel.03-3993-6147、070・5016・1871  〒176-8799 練馬郵便局留
登録団体:
パンフレット:

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詳細: DV問題に携わる心理臨床家・草柳和之は、幅広い活動の発展の中で、音楽によるDV防止キャンペーンの必要性を思い立ち、これまで2曲〔注1〕、作曲家・野村誠〔注2〕に委嘱(作曲依頼)してきました。第一はピアノ曲で、15年以上にわたり、草柳氏自ら講演の際に演奏してきました。第二は驚異の発想の曲で、まずDVカルタ(下方に説明あり)を制作、続いて、その読み札の言葉を歌詞として、全4曲のピアノ伴奏歌曲として作曲されました。重たく、特異なテーマだけに、理解ある作曲家との幸運な出会いが必要でした。そして両曲とも、作曲家と委嘱者・草柳との思いがけない交流をへて生まれました。作曲を依頼するということは、多くの人がもつことのない特異な経験です。作曲料の相場は?/送られた譜面を最初に試し弾きして驚嘆した作曲者の才能とは?――時に迷走し、時に心躍るようなエピソードの数々を、今回、演奏ビデオを披露しながら、余すことなく語ります。

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〔注1〕 2曲について、簡単な紹介
●野村誠「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ(間奏曲)」(2001)
→5-6分のピアノ曲。DV法施行直後のイベントで初演。曲名は「DV
がなくなる日までの間に演奏される曲」との意味で、「同曲が一刻も
早く演奏されないことを願う」という逆説的意図が込められている。
●草柳和之作詞・野村誠『DV撲滅ソング~DVカルタを歌にした』(2014)
→歌詞はDVカルタを並べたもの。曲は明るく時に大胆、シュール
だがおかしい、このミスマッチがディープな音楽体験へと誘います。
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〔注2〕 【作曲家紹介:野村誠】
日本センチュリー交響楽団のコミュニティプログラムディレクター。京都
女子大学専任講師、インドネシア国立芸術大学客員教授、東京芸術大学
講師などを歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞他の受賞歴がある。
2006-07年,NHK教育TV番組「あいのて」を監修、全21回にレギュラー
出演し、老人施設での共同作曲活動などが紹介される。 共著に『老人ホ
ームに音楽がひびく』(晶文社)他がある。エディンバラ大学、ハダスフィ
ールド大学(英国)、マヒドン大学(タイ)、フォルクヴァング大学(ドイツ)、等
でワークショップを行う。彼の曲は世界20カ国以上で演奏されている。
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〔参加費〕無料
〔講 師〕草柳 和之 (大東文化大学非常勤講師)  

《講師紹介: 草柳和之》
メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 東京加害者臨床研究会代表.大東文化大学非常勤講師.
DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの体系的実践に着手, その
方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた. 日本カウンセリング学会東京
支部会・運営委員.民間相談機関連絡協議会幹事.著書に『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店)、
『DV加害男性への心理臨臨床の試み-脱暴力プログラムの新展開』(新水社)他,多数.
家庭裁判所・国の研究機関・自治体・弁護士会・大学・学会等から,幅広く講演や研修会の依頼を受けて
おり, その優れた研修指導は多くの人々から支持されている.日本カウンセリング学会認定カウンセラー.
NLPマスター・プラクティショナー.
長年のDV問題の先駆的・模範的組みが評価され、社会貢献支援財団より、平成27年度社会貢献者表彰を
受賞した。