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東京
シンポジウム『ポスト・フェミニズムと<私たち>の労働ー『戦う姫、働く少女』を受けて』
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| イベントURL: | https://www.facebook.com/events/318245502064687/ |
|---|---|
| 主催者: | ジェンダーと労働研究会 |
| 主催者URL; | https://ja-jp.facebook.com/genderandlabor/ |
| 開始日時: | 2018年09月29日 (土) 14時00分 |
| 終了日時: | 2018年09月29日 (土) 16時00分 |
| 会場: | 早稲田大学戸山キャンパス31号館208号室 |
| 会場URL: | https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus |
| 連絡先: | genderandlabor@gmail.com |
| 登録団体: | |
| パンフレット: | |
| 詳細: | 『戦う姫、働く少女』は、「ポスト・フェミニズム(≒新自由主義)」という時代認識のもと、 映画、アニメ、TVドラマなどの文化的テクストを縦横無尽に読み解く、刺激的な一冊です。 焦点が当てられるのは、様々な作品における「労働」と「貧困」の表象、あるいはその不在。 取り上げられる作品の中で、女性たちは、異性愛主義的な家族とジェンダーのくびきからも、 苦役としての労働からも「解放」され、アイデンティティと結びついた「やりがいのある仕 事」に勤しんでいるようです。同時に、そこでは「母であること」とポスト・フェミニスト であることの矛盾も、十分な支払いを受けていないケア労働者の困窮も<わたし>の問題とし て個人化されてしまっています。 果たして「自己決定と自己責任」の幻想の只中において、「<わたしたち>の連帯」はいかに して可能なのでしょうか。当日は、中村香住さん(ジェンダー・セクシュアリティの社会学)、 田中東子さん(カルチュラル・スタディーズ)による発表を導きの糸として、著者の河野真太 郎さんとともに議論します。 日時:2018年 9/29(土)14:00-16:00 場所:早稲田大学 戸山キャンパス 31号館208号室 資料代:500円を予定 発表1 中村香住さん(慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程) 「メイドカフェに見る女性の複合的労働と承認――『戦う姫、働く少女』第3章の検討」 発表2 田中東子さん(大妻女子大学文学部准教授) 「第三波フェミニズムはポスト新自由主義への道を拓くのか?」 著者より応答 河野真太郎さん(一橋大学大学院経営管理研究科准教授) 登壇者(敬称略) 中村香住 慶應義塾大学社会学研究科後期博士課程所属。専門はジェンダー・セクシュアリティの社会学。 現在の主な研究テーマは、メイドカフェにおける女性主体の経験について。 田中東子 大妻女子大学文学部准教授。博士(政治学)。メディア文化論,ジェンダー・スタディーズ, カルチュラル・スタディーズ。主な著作・翻訳に『メディア文化とジェンダーの政治学―第三波 フェミニズムの視点から』(単著、世界思想社、2012年)、『出来事から学ぶカルチュラル・ スタディーズ』(編著、ナカニシヤ出版、2017年)、ポール・ギルロイ『ユニオンジャックに 黒はない人種と国民をめぐる文化政治』(共訳、月曜社、2017年)など。 河野真太郎 一橋大学大学院経営管理研究科准教授。専門はイギリス文学・文化ならびに新自由主義の文化と 社会。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、共編著に『終わらないフェミニズ ム──「働く」女たちの言葉と欲望』(研究社、2016年)、翻訳にトニー・ジャット/ティモシー ・スナイダー『20世紀を考える』(みすず書房、2015年)など。 司会 川口遼 ジェンダーと労働研究会主宰。首都大学東京子ども・若者貧困研究センター特任研究員。大妻女子 大学、青山学院大学非常勤講師。専門は、家族・労働・福祉の社会学。ジェンダー/セクシュアリ ティ研究。 |
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