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『力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして』 本編Vol.1 力と支配〜セクシュアル・ハラスメント

イベントURL: https://aware20200228.peatix.com/
主催者: アウェア
主催者URL; https://aware-jp.com/
開始日時: 2021年02月28日 (日) 09時00分
終了日時: 2021年02月28日 (日) 13時00分
会場: オンライン
会場URL:
連絡先: アウェア  メール info@aware-jp.com
登録団体:
パンフレット:
詳細: 2020年12月に実施した「DV・虐待防止のためにロサンゼルスとつなぐライブ・オンライン講座 入門編」が大変好評でしたので、ついに本編「力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして」を開催します! 

本編Vol.1
テーマ:「力と支配〜セクシュアル・ハラスメント」
日 時:2021年2月28日(日)9時~13時
講 師:アリス・ラヴァイオレットさん
通 訳:伊藤聖美さん

「力と支配」は家で起こるとDVで、職場などでおこるとセクハラです。レイプも性的欲求の暴走ではなく「力による支配」です。COVID-19は社会の根っこにある差別や不公平さをあぶり出し、国連が「陰のパンデミック」と呼ぶDVなど女性への暴力の増加は世界的に顕著です。この機だからこそ、ジェンダーに基づく暴力(DV、デートDV、セクハラ、性暴力等)の根絶をめざして、その防止と被害からの回復に役立ててもらうことを狙いとする本編(連続講座)を企画しました。

入門編に引き続き、講師はアリス・ラヴァイオレットさん(米国カリフォルニア州在住)です。DVをはじめ関係性の暴力に関わる専門家として、全米のみならず世界的に知られている方です。非常に重く、ときに複雑に絡み合った問題が、アリスさんを通して語られると「すんなり理解でき」、「力を得た」、「発言/行動していきたい」とエンパワーされる人たちが続出しています。

(デート)DVに関わる支援者だけでなく、すべての人を対象としています。多くの方のご参加をお待ちしています。
本編は基本、2か月に1回開催し、全体で6回から8回を予定しています。興味ある講座のみの単発受講が可能です。なお、本編全ての講座を受講し(録画受講を含め)希望する方には、アリスさん直筆署名入りの講座修了証を発行する予定です。

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以下は本編Vol.1のご案内です。

テーマ:「力と支配〜セクシュアル・ハラスメント」

「力と支配」は家で起こるとDV、職場などでおこるとセクハラです。
レイプも性的欲求の暴走ではなく「力による支配」です。
全世界で高まりを見せる#metoo運動。なぜならそれはだれにとっても身近なことだから。
それなのに、わかりにくいのはなぜ? なぜするのか? どうしたらいいのか?などを米国の進んだセクハラ対策を含めてアリスさんからうかがい、私たちがすべきこと、できることをともに考えます。


◇日 時:2021年2月28日(日)午前9時から午後1時までの4時間
第1部 アリスさんとアウェア山口のり子代表との対談(録画動画、日本語字幕付き)
  2020年12月に入門編として行った「女性の怒りと恥、そしてDV」で寄せられた質問を中心にした
  ふたりの対談を、日本語字幕付きでご覧いただきます。
第2部 セクシュアル・ハラスメントについてのライブ講演(逐次通訳付き)
第3部 参加者との双方向討議とQ&Aセッション(逐次通訳付き)

◇参加費:3000円
申 込:Peatixでお申込みお支払いをお願いします。
https://aware20200228.peatix.com
※お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
※録画視聴について
費用はライブ視聴と同じで3000円です。
上記PeatixのURLより、録画視聴券を選んでお申込みください。
講座終了後1週間程度で録画視聴用URLをお送りします。
URL送信後2週間程は視聴可能の予定です、期間内の視聴が難しい場合はご相談ください。

◇締 切:2月27日(土)の午後1時
◇定 員:85人
◇主 催:アウェア https://aware-jp.com/

〇入門編の様子や感想
「DV・虐待防止のためにロサンゼルスとつなぐライブ・オンライン講座 入門編」のレポートは、アウェアのホームページでご覧いただけます。
https://aware-jp.com/all/3894/report20201213/

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昨年の入門編のご案内を見ていない方は、下記のアリスさんの詳細な紹介をぜひご覧ください。

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)被害者支援の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られる。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)。共著として、Sage出版の大ベストセラー本 It Could Happen to Anyone: Why Battered Women Stay? (DVは誰に起きてもおかしくない:なぜ、被害女性は逃げないのか?)と、カリフォルニア州裁判所向け子育て指導教本For our Children(子どもたちのために)がある。この他、被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されている。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

〇伊藤聖美さん(通訳)
ジャパン・タイムズの元記者で、NPO法人レジリエンスの中島幸子さんと組んでDVや児童虐待、性暴力関連の通訳経験を積んでいる。
伊藤さんがアリスさんを取材したジャパン・タイムズの記事
https://www.japantimes.co.jp/news/2006/01/03/national/program-aims-to-reform-domestic-abusers/

〇「アウェア」について
アウェアはDV(Domestic Violence)と性差別のない社会を目指して活動している民間団体です。2002年からDV加害者プログラム(更生教育)、若者向けデートDV防止プログラム、及び被害者女性支援プログラムを実施し、それらのプログラム実施者の養成にも取り組んでいます。ジェンダー平等オンライン・サロンも開催しています。https://aware-jp.com

◯アリスさんは専門家をトレーニングする専門家
アウェアの山口のり子代表が「私のお師匠さん(mentor)」と呼ぶアリス・ラヴァイオレットさん。日本にいながらにしてアリスさんの最先端の知見と豊富な経験から学ぶチャンスです。アリスさんは被害者支援に関わって42年、そして加害者プログラム実施歴は41年と、どちらも継続中で“未来進行形”です。被害者・加害者双方の個人カウンセリングも行っているほか、連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)としての仕事も担っています。また毎年、ABIP(全米加害者プログラム協会)でプログラム実施者のトレーニングを担う講師を務め、COVID-19の影響下でも精力的に活動しています。

〇アウェアの山口のり子代表からのメッセージ
アリスは私のお師匠さんであり、古い友人です。アリスは1978年にシェルターのスタッフとして被害者支援の活動を始め、翌年に加害者プログラムの原型となるものを作りました。そのとき、シェルターに入っている女性たちに、加害者プログラムにどのようなことを望むか、彼にどう変わってほしいかなどを聞いて、プログラムの内容を考えたそうです。そのころ存在していた加害者プログラムで現在も残っているのはボストンのエマージだけということですから、アリスのつくったプログラムはアメリカで最古のものだと言えます。

アリスは、自分で加害者プログラムを作れた理由として次の3つのことを挙げています。
1つ目は、自分がとても深い愛情を感じられる家庭環境で育ったこと
2つ目は、子どもが2人いたので、ある程度躾とは何か、子どもへの愛情とは何かわかっていたこと
3つ目が、どんどん行動して発言するタイプだったので、草の根的に地域の裁判所や警察や保護観察局の人々にその必要性と協力を訴えていけたこと

笑顔を絶やさず、ユーモアあふれるわかりやすい話をするアリスは人気者で、長年アメリカ全土ばかりか海外にまで呼ばれて講演しています。
私は、志を同じくする日本の皆さんに、アリスの話を聞いてほしくて、2003年と2007年にアリスを海外講師として日本に招き、各地で講演してもらいました。

アリスはこのごろコロナで出かけられなくなったけど、オンラインで話す依頼が増えて「かえって忙しくなった」と言います。そのアリスが、日本との時差が17時間というアメリカ西海岸から、私たちのためにオンラインで語ってくれます。皆さん、ご期待ください!
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