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カルチャーカフェ「感情史とは何か?」森田直子

イベントURL:
主催者: フックス真理子
主催者URL;
開始日時: 2025年10月18日 (土) 19時00分
終了日時: 2025年10月18日 (土) 21時00分
会場: Zoomで開催します。
会場URL:
連絡先: フックス真理子 culturecafefuchs@gmail.com
登録団体:
パンフレット:
詳細: 10月カルチャーカフェのご案内   
       
冷やかにただ一言の美しき  鶏二

私たちは数多くの感情を抱きながら毎日の生活を送っています。その感情は私たちの行動にどのような意味をもち、どのような影響を与えているのでしょうか。私たち人間の行動の総和が歴史であるなら、そこにある感情の働きを無視することはできません。今年はあの戦争から80年。メディアでは、タガが外れたように、そしてあたかも新しい情報のように、戦争当時の人々の思い、感情が報道されていました。またその一方で今、ネット情報が世界をかけめぐり、主としてネガティヴな感情をあおっています。この感情の洪水はいったい何を生み出すのでしょうか。
 今回のカルチャーカフェでは、「感情史」という切り口から、歴史をとらえなおしてみたいと思います。講師は、ドイツ近代史がご専門の森田直子さん。日本からのご登場です。下記のお申し込み要領によって、どうぞご参加ください。

10月18日(土) 12:00 (ドイツ時間) 19:00 (日本時間 今回から1時間早めました)開始。 Zoomにて開催いたします。

講師: 森田 直子 (もりた・なおこ) 上智大学文学部史学科准教授   
東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究修了、ドイツ連邦共和国ビーレフェルト大学歴史学・哲学・神学学部で博士号取得。立正大学文学部史学科准教授などを経て、2023年より現職。専門はドイツ近代史。
共編著に『共感の共同体──感情史の世界をひらく』(平凡社、2023年)、主な訳書に、ヤン・プランパー『感情史の始まり』(監訳、みすず書房、2020年)、トマス・ディクソン『感情史──歴史学からのメッセージ』(白水社、2025年)などがある。

テーマ: 「感情史とは何か?」
近年、日本の歴史学で話題になっているものの一つに「感情史(the history of emotions)」があります。感情史とは、一言で言うならば、人間の感情に着目して歴史を眼差そうとする研究手法ですが、もう少し丁寧に説明しようとすると、なかなか厄介です。というのも、そもそも何が「感情」なのかという問いを避けて通れないですし、「感情」の捉え方自体が歴史的に変化していたりするからです。にもかかわらず、感情史が最近、話題になっているのはなぜなのでしょうか。
本講演では、感情史が注目を集めている理由や、感情史とは何なのか、その特徴について、皆さまとともに考えてみたいと思います。

お申し込み方法: 10月14日(火)までに、culturecafefuchs@gmail.comあてお申し込みください。参加者には、Zoomの招待リンクをお送りいたします。

お願い: カルチャーカフェご参加は無料ですが、よろしければ、主催者が活動しているNPO、ひゅうまねっとe.V.にご寄付をいただければ幸いです。収益はアフリカ・ウクライナのこどもたちのプロジェクトに使われます。寄付先はこちら: https://humanet1986.org/JP/kihu/  

お問い合わせ先:  culturecafefuchs@gmail.com  Tel +49 173 5145476 
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