北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』
作成日:2019-07-23 23:25:21
男性からするとかっこいい映画や文学作品をフェミニズム批評に
かけてみると…
「バニシング・ポイント」におけるコワルスキーはクイア
であるが作品にはホモソーシャルがホモセクシュアルを排撃する
論理が働いていると北村先生は考えている。これはまったく
気が付かなかった。
「ファイト・クラブ」はオルタナ右翼的映画というのは誤解で
むしろオルタナ右翼を辛辣に風刺する映画というのは完全に
賛成。
この本は書店のフェミニズムのコーナーにあるが映画コーナーで
町山智浩や中原昌也の批評本と一緒に並べたらかなり売れると思う。
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