年末に劇作家、嶽本あゆみさん作の認知症をテーマにした「わたしの心にそっと触れて」の上演を見てきました。終了後のアフタートークに登壇。その映像(約30分)が公開されましたので、ご本人の許可を得てシェアします。
「私の心にそっと触れて」アフタートーク12月17日映像
https://www.youtube.com/watch?v=KNEpu4cZHf8

見逃した人にはアーカイブ配信もあります。1/22まで。
メメントC公演「私の心にそっと触れて」2023

https://kan-geki.com/live-streaming/ticket/952
優秀な医師だった男が認知症になる。家族も追いつめられ、孤立していく。介護をめぐる「あるある感」が満載の緻密な脚本に、役者の熱演。おもしろかったです。

嶽本さんの芝居を最初に見たのは、昨年2月公演の森崎和江を主人公にした「まっくらやみ 女の筑豊(やま)」。
森崎ファンのわたしは、おっかなびっくりで出かけましたが、期待は裏切られませんでした。
こちらもアーカイブ配信があります。
椿組「まっくらやみー女の筑豊」
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=76240&


NHKETV特集12/16「森崎和江 終わりのない旅」にはがっかり。
そのことも、「私の心にそっと触れて」アフタートーク12月17日映像で話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=KNEpu4cZHf8
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演劇「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」はhttps://www.confetti-web.com/detail.php?tid=76240& からオンライン鑑賞の申し込みができます。

「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」(オンライン配信ページの解説より転載⇩)
「あんた、わたしの一生は小説よかもっと小説のごたるばい」老女たちは薄羽かげろうのような私をはじきとばして、目のまえにずしりと坐りました。
その姿には階級と民族と女とが、虹のようにひらいていると私には思えました。
『私は何かを一生懸命に探していたのです』・・・・森崎和江著「まっくら」より
戦後、筑豊に生きる女炭坑夫ら百年の聲を聴き歩いた森崎和江 彼女の出逢った男と女の物語・・・「負けられるか!」
地の底から湧き上がる女たちの「闘いとエロス」!
作:嶽本あゆ美(メメントC) 演出:高橋正徳(文学座) 主題歌:山﨑ハコ
企画制作・椿組 プロデューサー:外波山文明 主催:有限会社椿組


メメントCのサイト  https://memento-c.com/