https://helper-saiban.net/ より

2月2日の東京高裁での言い渡しは、傍聴券抽選になりました!
https://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/detail?id=17727&list_id=6


2019年11月1日、ホームヘルパーとして働く3人の女性が、国を被告とし、東京地方裁判所に損害賠償請求訴訟を提起しました。訴訟の中で、原告たちは、移動・待機・キャンセル費用の支払いがほとんど行われていない、労働基準法を遵守することができないホームヘルパ-の労働実態に対する国の責任を追及してきました。
2022年11月の東京地裁の棄却判決に対して、原告らが控訴。その控訴審判決が2月2日11時から東京高裁で言い渡されます。
求人倍率15倍超えという究極の人手不足の中、現場で在宅介護を支えてきた原告らの訴えは注目を集めてきました。

一方、今月22日、厚生労働省は社会保障審議会・介護給付費分科会で、今年4月から適用されるという介護報酬単位を明らかにしました。それによると、訪問介護の基本報酬は、身体介護、生活援助、通院乗降介助とも、すべて基本報酬が引き下げられており、「在宅介護の息の根を止める気か!」という怒りの声が、介護業界に渦巻いています。もちろん原告らも怒り心頭です。

判決当日(2月2日(金))の行動についてお知らせします。取材の方も協力願います。

①控訴審判決:11時 東京高等・地方裁判所515号法廷

②旗だしなど:12時 東京高等・地方裁判所門前
原告ら・代理人と支援者が高裁前に集合し、旗だし・写真撮影を行います。

③報告会及び記者会見(ヘルパーのつどい)
場所:衆議院第2議員会館、第8会議室(定員約40人)
時間:13時開始予定
内容:判決について、代理人から報告、原告からのコメントも
        次の訪問介護報酬削減について

④在宅介護報酬引下げ抗議アクション~私たちはだまされない
場所:衆議院第2議員会館前でアピール(雨天決行)
時間:15時~16時

アピール内容
・ 常勤採用できない訪問介護 賃金未払いのデータが基準
・「介護難民」「介護離職」「家族介護」に逆戻りへの道
・きちんと分けてもらいましょう!サ高住と、訪問介護のデータ
・介護保険、企業の金儲けに使われていいの?
・ 9割の小規模事業者の訪問介護は特別処遇改善取得してない など

  https://helper-saiban.net/index.html
helpersosyou@g-care.org
090-9840-7818(伊藤)

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ホームヘルパー国賠訴訟 のサイトはこちら → https://helper-saiban.net/

ホームヘルパー国賠訴訟の東京高等裁判所での判決
日程:2024年2月2日(金)11:00~
場所:東京高等裁判所515号法廷

13時から15時まで衆議院議員第2議員会館第8会議室で報告集会をします。
その後で15時から16時まで国会議員会館前で抗議行動をします。

朝日新聞記事から  → 人手不足は「国の責任」 現役ヘルパー3人が法廷で最後に訴えたこと
2023年11月23日 https://digital.asahi.com/articles/ASRCN44S1RCHUTFL01L.html

伊藤みどりさんの訪問介護の1日の様子を、動画で西村仁美さんが取材、撮影編集なさいました。
https://note.com/caremitaka_2023/n/n4d70169c3436?sub_rt=share_pw
ご許可をいただいて掲載します。
取材当時の2年前よりも、現在はほとんど30分単位の細切れ労働になって、移動時間も増えてしまっています。