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WANの皆様へ
六甲ウィメンズハウス 6月オープン!!
2010年にデンマークに行って、ほんとうにすてきな女性と子どものための家を見学し、困難を抱える女性や子どもが「ここにしか住めない」ではなく「ここに住みたい」と思えるような家を日本でもつくりたいと願って14年、夢が実現します。ここに至るまで、ほんとうに多くの人たちのご支援と励ましがあり、心より感謝申し上げます。
NPOと民間企業が連携して社会貢献の建物をつくる、それだけでも日本ではまだまだ少ないなかで、女性とこどもを対象にその後の心の回復や生活再建を支援することを目的としたプロジェクト、しかもこれだけの規模(居室40+キッズルーム、カフェ、女性のための学習室、シェアオフィス等)のものは日本で初めてだろうと言われています。3月に改修工事は完了し、5月には家具が入り、6月に開設。支援者の方への見学会は6月の第1週を予定しております。既にさまざまな団体や行政担当者から入所の相談を受けておりますが、若年女性に関する相談も多く、彼女らの厳しい現状を痛感させられました。「子どもに税金を使わなさすぎます」とは行政の方からの声です。このようなプロジェクトが全国に広がること、さらには、DVや虐待等の被害に苦しむ女性や子ども、住まいの確保が困難な人たちに住まいを提供することが国の政策として実現することを心から願っています。

今年の11月23・24日に全国シェルターシンポジウムが神戸で開催されます。
テーマは「女性支援の新時代へ 住まいは人権」~ハウジングファーストから始まる女性の回復支援~(案)を考えており、ウィメンズハウス見学ツァーも企画しています。困難女性支援法が4月から施行されますが、今のところ財政支援の話はなく、今後の運営を支えて下さるサポーターを募集する予定です。引き続きご支援よろしくお願いします。
六甲ウィメンズハウス ホームページ:https://rwh.jp/
最後に嬉しいニュースとして、2月に関西財界セミナーから「輝く女性賞」を受賞しました。六甲ウィメンズハウスのことが評価の対象となったようです。「75歳で、輝く女性賞なんて頂いたので、100歳まで頑張ります!」と壇上で叫んでしまいました。
認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ
代表理事 正井禮子 3月25日

お部屋の様子


お部屋からの眺め
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