【再放送決定 8月25日(日) 午前2:14〜午前3:04】 (8月24日追記)
※NHKプラスの見逃し配信は期間限定ですので、この機会に録画保存してご視聴いただけます。
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平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研究員)と申します。
以下の番組、ご興味がありましたらご覧ください。
NHKスペシャル「グランパの戦争―従軍写真家が遺した1千枚」
米従軍カメラマンの孫娘・マリアンさんが、葛藤の末「包み隠さず世に出すことをブルースも願っていると思う」と決意されて番組化されました。
硫黄島戦→日本「本土」占領―公式記録では取り去られてしまう、プライベート写真だからこそ残った、勝利の軍隊の「ふつうの兵士たち」のふるまい。占領の本質が見てくるように思います。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/N3N2Z4X618/
わたしも少しだけ協力いたしました。
******** 以下、番組サイトから********
NHKスペシャル グランパの戦争〜従軍写真家が遺した1千枚〜
初回放送日:2024年8月16日 夜10:00-10:50
NHKプラスでの見逃し配信期限: 8/23(金) 午後11:19 NHKプラスの利用登録後(登録はhttps://plus.nhk.jp/info/から)ログインするとすぐに利用できます。
視聴はこちらから→https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/N3N2Z4X618/
オランダに暮らす写真家のマリアンは、家族の“忌まわしい”過去を発見した。マリアンの祖父、ブルース・エルカスが撮影した太平洋戦争の写真だ。激戦地・硫黄島に並べられたアメリカ兵の遺体や頭髪が残ったままさらされた日本兵の頭蓋骨。さらに、占領下にあった進駐兵向け「慰安施設」の内部とみられる、極めて珍しい写真も含まれていた。残された1000枚の写真は、79年の時を超え、私たちに何を問いかけているのか辿る。
〜〜番組に関連する図書のご紹介↓〜〜
◯佐藤洋一・衣川太一『占領期 カラー写真を読む―オキュパイド・ジャパンの色』岩波新書、2023年
◯茶園敏美『パンパンとは誰なのか―キャッチという占領期の性暴力とGIとの市民密性』インパクト出版会、2014年、
『もうひとつの占領―セックスというコンタクト・ゾーンから』インパクト出版会、2018年
◯平井和子『日本占領とジェンダーー米軍・売買春と日本女性たち』有志舎、2014年、『占領下の女性たち―性暴力・性売買・”親密な交際“』岩波書店、2023年
◯木下直子『「慰安婦」問題の言説空間―日本人「慰安婦」の不可視化と現前』勉誠出版、2017年
◯Michiko Takeuchi “Pan -Pan Girls” Performing and Resisting Neocolonialism(s) in the Pacific Theater: U.S Military Prostitution in Occupied Japan, 1945-1952 Maria Hohn and Seungsook moon, Over There Living with the U.S. Military Empire from World War Two the Present, Duke University Press, 2010
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