1975年10月24日、アイスランド全女性の90%が仕事や家事を一斉に休んだ、前代未聞のムーブメント「女性の休日」。その後、アイスランドが16年連続ジェンダーギャップ指数1位の「ジェンダー平等先進国」となる大きなきっかけとなった、この歴史的な1日を振り返るドキュメンタリー『女性の休日』。 各地で開催されている関連イベントのレポートです。

東京大学での映画「女性の休日」試写会の様子
【レポート①】10月23日開催@東京大学 「どうやって私たちは変わることができるのか」トーク&対話イベント
10月23日(木)に、東京大学情報学環 林香里研究室・藤田結子研究室、kinologue主催、情報学環と東京大学多様性包摂共創センターが共催、アイスランド大使館の後援で開催しました。
50年前の10月24日は、アイスランドの90%の女性たちが、はじめて「女性の休日」をやりとげた日。アイスランド全土に限らず、航行中の船上でも。農場でも、劇場でも、新聞社でも、銀行でも、商店でも。空港で働く女性も、工場労働者も、大学生も、劇場の俳優も...!!いったい、どうやって?!
「やるの?できるの?必ずやる!」(映画のチラシから)
「日本でもやってみたいけど、どうしたらできるかしら?!」
「やるの?できるの?」と会場に集った参加者の多くは自分の身に置き換えて考えたことでしょう。
映画から、50年前の「女性の休日」がどのように、今のジェンダー平等1位の国アイスランドをかたちづくる影響を持ったのかを知ることができます。
10/25よりの劇場公開に先駆けた試写会ならびに、アイスランドよりヨン・グナール議員/未来会議議長をお迎えし、「どうやって私たちは変わることができるのか」をテーマとしたトーク&対話イベントは、
「女性の休日」50周年前夜の記念すべき日に、東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホールで開催されました。
パメラ・ホーガン監督が特別に寄せてくださったメッセージの後に映画の上映が始まり、上映後は休憩をはさんで、アイスランドからのゲストと、東京大学 情報学環 学際情報学府 所属の学生さんの対話を聞きました。
日本の私たちはどうやってジェンダー平等な国に変わることができるのかについて、ともに考える時間になりました。

画像:https://kinologue.com/wdayoff/より

試写会の様子 写真中央:古澤百花さん
ゲストは
ヨン・グナール議員(アイスランド国会議員/未来会議議長)
ラグナル・ソルバルダルソン(駐日アイスランド大使館参事官)
フレイン・パウルソン(駐日アイスランド大使館大使)
東京大学 情報学環 学際情報学府 所属で質問した学生さんは
・古澤百花さん
・唐澤 和さん
・山本恭輔さん
・Priya Muさん

対話セッションの様子

ヨン・グナール議員(アイスランド国会議員/未来会議議長)

Priya Muさん

唐澤 和さん

東京大学情報学環 林香里さん

東京大学情報学環 藤田結子さん

右から二人目、ラグナル・ソルバルダルソン(駐日アイスランド大使館参事官)さん
【映画『女性の休日』】
監督:パメラ・ホーガン 出演:ヴィグディス・フィンボガドッティル、グズルン・エルレンズドッティル、アウグスタ・ソルケルスドッティル他 エンドクレジットソング:ビョーク
2024年/アイスランド・アメリカ/アイスランド語・英語/71分/原題:The Day Iceland Stood Still 後援:アイスランド大使館 提供・配給:kinologue
© 2024 Other Noises and Krumma Films. kinologue.com/wdayoff
10/25(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開
映画公式サイトはhttps://kinologue.com/wdayoff/
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