画像:https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/9785より転載

平井和子 女性の軍事化 九条と女性自衛官とわたしたち
『図書』2026年8月号 <81年目の読書>
岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/9785 より

6月7日、わたしは陸上自衛隊東富士演習場で行われている「総合火力演習」の爆音を聞きながらこの原稿を書いている。約30キロ南に位置する我が家でも、ガラス窓が小刻みに振動し、愛犬は部屋の隅で震えている。3月に配備された「島嶼防衛用高速滑空弾」(長距離ミサイル)も初めて公開された。4月、高市早苗総理は安全保障政策の根幹となる「安保三文書」の年内改定へ向けて、軍事費増大や軍事産業の強化とともに、「新しい戦い方」と「長期戦」への備えを訴えた。この姿勢は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうに」とうたう憲法前文とは相いれない。もはや戦争行為を前提とした国策が女性総理の下で進められようとしている。では、自衛隊の現状はどうか? これをジェンダーの視点で考えるときに示唆に富む本を紹介したい。

つづきは、
岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
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