2014.07.13 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.本書は、主に家族問題を抱えた若者たちが、精神疾患、摂食障害、ひきこもりなどの症状を抱えながらも、他者と交わり、絵画、セルフ・ドキュメンタリー映像、詩など、表現することで「生」をよみがえらせ、結果的に症状も軽くなったり生きる意欲を取り戻していく過程、彼らの内面世界を、カラー図版23点、白黒図版46点を通して書いています。
特に第二部では、父親からの暴力等から摂食障害になって14年間ひきこもった女性が「私をみつめて」という作品で、また兄からの過去の性的被害にカメラを向けた「アヒルの子」、父親からの暴言や暴力にカメラを向けた「レター」等のセルフ・ドキュメンタリーを扱っています。(藤澤三佳)
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タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / 女とアート