2014.09.08 Mon
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.鳥が書いた観察日記
子どもが見えないとか、今の若者がわからないとか、よく聞く言葉だ。私はそう言われる側にいる。わからない子どもだったし、今ではわからない若者である。
わからないと言う人には、私の書いたこの本を読んでほしい。女子大生の日常が、書かれている。思いや行動が書いてある。きっとよくわかるし、見えると思う。
私は、この本で、私の周りのわからない人たちのことを書いた。
銀座の人混みで、原発事故で家を追われ「困っている」と訴える人がいても、誰も足を止めない。チラシを受け取りもしない。しかし、そのすぐそばの、寝ている猫には人だかり。熱心に写メる人たちがいる。
汚染水は流れ続け、現地では労働者不足。事故収束の見通しはたたないのに、アンダーコントロールと言った人もいる。
私には、わからない。だから、わかろうとした。
バードウォッチングは、人が鳥を観察し、鳥の生態を知り、鳥への理解を深めるものだ。しかし、じつは鳥も人を観察しているにちがいない。
女子大生は、社会学者や精神科医のタレント、漫画家たちに観察される側にいる。今の女子大生はああだこうだと、論評される。でも、私たち女子大生も、世の中の人を、よく観察している。社会をウォッチングしている。そして、理解し、折り合い、生きている。
本書は、言ってみれば、鳥による人間観察記録である。
私という鳥が分類されるならば、日本>女子>大学生だ。だから、日本女子大学生の世の中ウォッチングなのである。
どう観察されたか、知りたい方は、ぜひ読んで見てほしい。きっと、あなたのことが書いてある。読めば、鳥が何を考えているか知ることができて、愉快だろう。
(著者:是恒香琳)
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