2013.12.26 Thu
日本女性学研究会『女性学年報』34号編集委員会です。 『女性学年報』34号が刊行されました。
今号の特集は「フェミ的ネットとのつきあい方」。
日頃から気になる、ネットとのつきあい方。ネットと運動、しんどいこと、わたしの日常、わたしの経験。
さまざまな角度からの論稿を掲載させていただいております。
また、日本女性学研究会ニューズレター『Voice of Women(VOW)』誌上に掲載された、VOW電子アーカイブ化、インターネット上の公開化に関する議論もまとめてお読みいただけます!
こちらWANさんからありがたくもお話をいただいたニューズレターの電子アーカイブ化、ウェブ公開化。
わたしたち日本女性学研究会は、いま、このときのミニコミアーカイブ化の重要な意義を重く受け止めながらも、結果的に、アーカイブ化させていただかないという選択肢をとりました。それは、どうしてだったのか??
もちろん、特集以外の投稿論文も、とても興味深いテーマがそろっております。
ぜひぜひ以下の目次をご覧になり、ご一読いただけたらと思います。
お申込みは購入フォームより、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【目次】
〈特集 フェミ的ネットとのつきあい方〉
中国の若い行動派フェミニストの活動とその特徴 ――「ジェンダー平等唱導・アクションネットワーク」をめぐって―― /遠山日出也
ネット上の誹謗中傷を経験して――私が見た風景の叙述―― /桂 容子
わたし的ネット事情 /森松佳代
日本女性学研究会ニューズレターVOICE OF WOMENの電子アーカイブ化の是非をめぐって
/日本女性学研究会運営会・荒木菜穂・遠山日出也
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ミニコミにみる性暴力の社会問題化 /伊藤良子
占領期のキャッチとおんなたちの「声」――占領期日本における不問にされた性暴力―― /茶園敏美
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赤毛のアンの人気 ――『赤毛のアン』は誰のもの?―― /竹内素子・藤掛由実子
『転勤族の妻たち』の現代的視座 ――A県B市におけるインタビュー調査を中心に―― /里村和歌子
島のお産から家族のお産へ ――昭和二〇‐三〇年代における伊吹島の出部屋と女性たち―― /伏見裕子
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★今号も力作ぞろいです!ぜひお手に取ってみてください!
カテゴリー:『女性学年報』編集委員会