エッセイ

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【イチオシやおい/BL③】ハッピーエンドはやっぱり大事。 MOMIJI

2010.08.30 Mon

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「BLのお薦めを教えて」と世代の異なる女子に聞いて、「絶対コレ!」とすすめられたのが、中村明日美子の「同級生」「卒業生 冬」「卒業生 春」のシリーズ。

中村明日美子の作品は、「Jの総て」にしても「コペルニクスの呼吸」にしても、家族関係などに傷ついた者たちが登場して、暴力的な性行為シーンが存在して、最終的にはその傷を克服する物語ではあっても、救いがないわけじゃないとしても、しかも確かに耽美なんだけど、絵もすごく美しいんだけれど、それにしても、痛みを感じずには読めないものも多い。「こんな性行為イヤだ―!」と思っちゃうと、「物語」としてはよくできていると思いつつも、ちょっと耽溺するにはつらいものがある。

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だがだが。この佐条クンと草壁クンの物語は、安心して堪能できちゃうのだ。これぞ高校生活。これぞ青春!キュンってカンジ。(自分の青春がこれと同じだったかといわれれば・・・でしたが。)

以下、好きなシーンを列挙すれば。(ネタバレか?こんなんアリか??)
佐条クンのお母さんの手術前に、草壁クンを「つきあっている人」として紹介するシーン。草壁クンの反応がかわいい。佐条クン母のリアクションが好き。こういうママに私はなりたい。

大学受験前夜のシーンも大好き。「明らかに、全国の受験生の皆さんを敵にしているなあ」的な初エッチ(というのかどうか微妙ではあるが)シーンもいいわあ。

「このシーンが好き」的女子トークで盛り上がれること必至なこの作品。初心者のみなさまにもオススメです。








カテゴリー:やおい/BLの魅力 / シリーズ

タグ:ボーイズラブ / やおい