2010.09.13 Mon
9月11日、大阪にて「やおい/BL(研究)の今を熱く語る」が開催されました。約100名の参加があり、4時間(プラス懇親会4時間)にわたり「熱く」議論ができました。
堀あきこさん「BLはなにを欲望するのか」
東園子さん「やおいはなぜ恋愛を描くのか」
守如子さん「やおい/BLはいかに語られてきたのか」
の3本のご報告を受け、秦美香子さんと増田聡さんからのコメントに基づく議論をおこない、ならびにフロア(大物研究者(といういい方は少々下品か?)が勢揃いのフロアでした)からのコメントをいただき、活発な議論ができました。
ジェンダー平等を実現することを考えたとき、やおい/BL(あるいは、やおい/BLを愛好する女子が非常に多いという現象)を、どのように評価すればいいのか、という問題意識をもっていた私にとっては、非常に、クリアかつ刺激的なご発表でわくわくしながら聞きました。また、残った論点についての今後の議論の豊潤さを感じさせるような、そんな時間を過ごすことができました。
シンポジスト、コメンテーター、フロアの皆さま、ボランティアでスタッフをやってくれた皆さまには、心より感謝いたします。
やっぱ、対面で語り合うってすごくおもしろいですね―!今後もこういう機会をつくっていきたいと思います。
シンポジウムについての詳しいレポートは、3名の方にお願いしていますので、そちらも乞うご期待です。