2014.05.18 Sun
【WAN総会&シンポジウム2014ご案内】
総会&シンポジウムまであと一週間となりました。
より多くの方にご参加いただくため、広報活動に力をいれてまいりましたが、5月14日の盛岡タイムスに告知記事が掲載されました。
初の地方開催、しかも東日本大震災被災地の岩手県で開催されるWANシンポジウムは、3.11以後の「災害弱者」(障害者、高齢者、患者、妊婦・産婦、外国人等)の実態とその支援について、そしてその後の生活再建をめぐって、ICTの活用を軸にお話しいただきます。
登壇者は
中西正司さん(ヒューマンケア協会代表、全国自立支援センター協議会副代表)
小川晃子さん(岩手県立大学社会福祉学部教授)
石井布紀子さん(特定非営利活動法人さくらネット代表理事)
紅邑晶子さん(特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)
コーディネーターは、WAN理事長上野千鶴子です。
あの震災から3年2カ月が経過しました。岩手県の県庁所在都市盛岡は県の中央部に位置し、地震によって停電、断水が数日から数週間続いたり、地盤の弱い地域では建物が傾いたり損傷したりしたものの、現在は何も無かったかのように新緑がまぶしい季節を迎えました。
「みちのくの小京都」と言われる盛岡の街を歩いていると、突然岩手山(いわてさん)が顔を出します。
これは盛岡を初めて訪れる誰もが驚きます。
石川啄木が「ふるさとの 山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」と詠んだその山です。シンポジウム会場のアイーナから市内に向かう道路は、北上川を越えると材木町商店街の入口につながります。
翌日は中西正司さんと上野理事長が、高齢社会の介護と介助について、当事者主権の立場から語り合うブックトークも予定されておりますので、盛岡に一泊してのご参加をお薦めします。盛岡の街は歩いて回るのにちょうどいいので、どうぞお出かけください。多くのご参加をお待ちしております。
赤沢千鶴(2014年総会&シンポジウム実行委員長)
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