2015.10.11 Sun
女性史研究交流のつどい@岩手も、いよいよ最終日。
分科会「史料(保存・公開・修復等)」は、「女性誌資料の保存と公開」「ミニコミ電子図書館への招待」「岩手のミニコミ誌~一条ふみの『むぎ』~」の中心に3本立てで行われました。
図書館、女性センターなどでは史料の保存はするが公開をしない上に、地方独自のものを所蔵しないという問題点が出されました。その中で、ミニコミを永久保存し、公開するというWANのミニコミ図書館への期待が予想以上に大きいことが分かって、責任の重さを感じました。
また、何人かの方は既にミニコミ図書館に収蔵されており、大いに感謝してくださり、大変うれしく日頃の苦労が吹き飛ぶ思いでした。
全体会では各分科会の報告の後、コーディネーターの江刺昭子さんから、インターネットを利用してのデジタルアーカイブ化は各地域で培われてきた女性史の取り組みの保存という課題への福音(!)とのコメントを頂き、WANについて紹介頂きました。
実際この3日間を通じて、多くの方にWAN(ミニコミ電子図書館)に関心をよせていただき、多くの問い合わせをもらいました。今後の収蔵ミニコミ拡大に、早くもうれしい悲鳴を上げています。
秋色が濃くなる東北の3日間、発見もとても多い日々でした。
D-WAN
金子・境・林・星野・満田
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