2015.10.27 Tue
「何を怖れる―フェミニズムを生きた女たち」上映会@一橋大1023に参加したアルメニアからの留学生、ホワニシャン・アストギクさんの感想です★
先日は国立市で「何を恐れる」を見てきました。
日本のウーマン・リブについて知ったきっかけは1970年代前半に行われた「優生保護法改悪反対運動」でしたが、その女性たちが今どうなっているかを知りたくて映画を見に行きました。
偏見にさらされ、メディアに馬鹿にされながら闘ってきた女性たちの語りを聞き、顔を見ることができてとても感心しました。映画でさまざまなトピックが扱われたのですが、特に記憶に残ったのは、職場での差別の話でした。私は5〜6年前にある会社で週に1〜2回程度アルバイトしていましたが、初めてオフィスに行った時、「朝来たら掃除しなさい」と言われて大変ショックを受けました。「清掃員やとえば?」ときっぱり断りました。
もともと外人だから断れたこともあるかもしれないですが、今の女性が掃除やお茶出しが断れるようになっているのは、1970年代に闘ってきた女性たちのおかげだと思います。