2014.06.24 Tue
「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」が、森美術館で開催中です(~8/31)。
興味深い作品群とともに、映画上映、特別企画、さまざまな角度から子どもをとりまく環境を考えるトークシリーズなど多彩なパグリックプログラムが組まれています。
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「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」
2014年5月31日(土)〜8月31日(日)
森美術館 >>>
異なる文化、現実と想像、大人と子ども、
あらゆる境界を行き来する子どもたちが放つ「生きるちから」
19世紀後半のニューヨークで貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の橋渡しとしてさまざまな用務をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)」と呼びました。
本展は、異なる文化の間、現実と想像の世界の間、大人と子どものはざまなど、さまざまな境界を自由に行き来する子どもの性質に注目し、子どもの視点を通して世界を展望しようとする試みです。世界各国の優れたアーティスト26組の作品に表れる子どものイメージを通して、社会で起こっているさまざまな事象に注目し、政治、文化、家族など子どもを取り巻く環境と、彼らが直面する諸問題に目を向けます。さらに、遊びや夢、記憶などをキーワードに、大人の常識や伝統の枠組みにとらわれない子どもの創造性と、その多様な感覚に迫ります。
環境に翻弄される存在であると同時に、行き詰まった情況の突破口ともなり得る子どもの潜在能力は、未来への鍵となることでしょう。境界を超える子どもの姿を通して、より多様な価値が共存する、新たな世界への可能性を探ります。(プレスリリースより)
(artemisk)
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